「旅する地球の水」展の目次にもどる

企画展 千葉県立中央博物館
平成17年度企画展
ワクワクたいけん 2005

旅する地球の水

会期: 平成17年 7月2日(土)〜8月31日(水)
会場: 県立中央博物館 本館・企画展示室ほか

   《会場風景は こちら》
   《開催期間中の行事カレンダーは こちら》

●本企画展の最大の特徴

体験を通して学びましょう。わくわくと体験して水の面白さを発見してください。体験型展示の紹介ページはこちら

《 展示の概要 》

水は身近な物質であり、命に欠かすことのできない大切な資源です。でも、その存在はあまりに身近過ぎて、私たちは水に関心を向ける機会が少ないようです。

川・湖沼・海、また雲や雨・雪など、水は日常にありふれた存在ですが、実は物質としては大変ユニークな特徴があります。あまり理解されていない水の不思議な性質に実体験として触れ、それによって成り立つ地球の姿を理解し、さらに水を通して自分の命を考える、そんなきっかけを提供するイベントです。

《 コーナー紹介 》

水の三態

落ちる水や霧状の水、氷を触って見ましょう

太陽系の水・地球の水

太陽系の中で液体の水はどこにあるのでしょうか?

地球の水循環

水は地球を循環しています。その循環には地球の生物と無生物、全てのものが関わっています。言い換えると、水をめぐる生物と環境とのさまざまなやりとりが水循環であり、そのなかで"わたしたちが生きている"といえます。そして、それは水のユニークな性質ゆえに可能なのです。

動物
育む水
生物にとってどうして水が大切なのでしょうか。
湖沼
たまる水
人にとって利用しやすい淡水湖沼、とくに印旛沼について紹介します。

流れる水
千葉の川として、養老川を取り上げます。

溶かす水
海は地球誕生からの海の変化について考えます。また、海流が地球の熱環境に果たす役割りを紹介します。

浮かぶ水
日ごろ何気なく見ている雲の魅力を紹介します
地下水
湧く水
目に見えない地下水を紹介します。

くっつく水
土の中には、水が大量に含まれています。
植物
のぼる水
高い木を水がのぼっていけるのはなぜ?

固まる水
凍った水の特徴と南極海の生物を紹介します。

人と水のかかわり

人をめぐる水、暮らしをめぐる水、社会をめぐる水の3つの視点から紹介します。


《 関連行事 》 .・・・・・・・行事カレンダーはこちらです

 1.自然誌シンポジウム 「水 -科学と感性の融合をめざして-」 
  6月12日  開催記録 講演要旨あり。

 2.水フェスティバル
  7月17日(日)、7月28日(木)、31日(日)、8月7日(日)、14日(日)。10:00〜12:00、13:00〜15:00 於:企画展示室・第2ホール 当日先着順 200名
体験型展示を使ってスタンプラリーをやってみましょう。子ども・親子向けのイベントです。

 3.降雨体験イベント(江戸川河川事務所の降雨体験車による)
  7月23日(土)、24日(日)10:00〜15:00 於:中央博物館正面広場
    ⇒ イベント紹介

 4.七夕フォーラム(川の日記念) 
  7月7日(木)10:00〜16:30 於:講堂 当日先着順 定員 200名
展示の見学と解説に引続き、基調講演と川づくり事例報告、ポスター発表を行ないます。  申し込みが必要です。⇒内容・申し込み先紹介

 5.水講座 
於:講堂 各日13:30〜15:00 当日先着順 定員 50名
  7月9日(土) 雲からのメッセージ 武田康男(千葉県立東葛飾高校)
日本各地で撮った様々な雲の写真を見ながら、雲の種類・特徴・見方などを紹介します。⇒ 講師紹介  

  7月24日(日) 地下水からわかる大地の大切さ 田村嘉之(千葉県環境財団)
地面の下で起こっているいろいろな出来事(天然資源、地下水の汚染、地面の沈下など)や私たちが生活している大地(土地)の利用方法などを教えてくれる“環境地質学”について、地下水や大地のでき方を通して学びます。 ⇒ 講師・要旨紹介
 

  7月30日(土) 江戸時代の小櫃川・養老川の舟運 筑紫敏夫(当館研究員)
江戸時代に小櫃川・養老川でさかんだった川舟による物資輸送について史料をもとに解説します。 ⇒ 講師・要旨紹介   

  8月6日(土) 水と植物 由良 浩(当館研究員)
どうして植物は水をほしがるの?,どうやって水は木の中を昇るの?等,植物と水に関わる様々な不思議について解説します。 ⇒ 講師・要旨紹介  

  8月13日(土) 水辺の鳥たちの生活 桑原和之(当館研究員)
水辺で生活する水鳥の生活をわかりやすく紹介します。
  ⇒ 講師・要旨紹介   

  8月27日(土) 南極のはなし 工藤 栄(国立極地研究所)
南極観測隊での体験をからめた氷の不思議を紹介します。
  ⇒ 講師・要旨紹介

 6.コアジサシ(講座)
  8月21日(日)13:30〜15:00 於:講堂 定員 50名 桑原和之(当館研究員)
コアジサシ、その水辺での生活を紹介します。協力:千葉市(環境保全推進課)電話 043-245-5187  ⇒ 講師・要旨紹介  

 7.水トーク
  各日14:30〜15:00 当日先着順。 水に関連する展示物を使って当館研究員が解説します。
  7月2日(土)小川かほる
  7月27日(水)江口誠一
  8月17日(水)白井豊
  8月31日(水)小川かほる


 
 《 同時開催 ポスター展と写真展 》

 1.ちばの川づくりポスター展 期間:7月7日(木)〜7月24日(水)
千葉県県土整備部建設技術センターとの共催で、県内12河川の川づくりと環境を紹介します。  展示紹介

 2.養老川写真展 期間:7月26日(火)〜8月31日(水)
美しい房総を写す会との共催で、四季折々の川の姿を紹介します。

《 開催概要 》

期間 平成17年 7月2日(土)〜 8月31日(水)
毎週月曜休館:7月18日(月・祝)開館、19日休館
9:00〜16:30 (入場は16:00まで)
会場 千葉県立中央博物館 : 企画展示室ほか
(千葉市中央区青葉町955-2・県立青葉の森公園内)
料金 入館料:一般 500円 / 高・大学生 250円
     中学生以下・65歳以上 無料
     団体料金等について、詳しくはこちら

《 交通案内 》  くわしい交通案内はこちらへ

○電車・バスをご利用の場合
千葉駅(JR線・京成線)から・東口7番乗り場 京成バス「大学病院」「大学病院・南矢作」・ちばシティバス「川戸」行き約13分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分.・東口2番乗り場 千葉中央バス「中央博物館」行き約15分.バス停「博物館・文化ホール」(終点)下車,徒歩約2分.
蘇我駅(JR京葉線・内房線・外房線)から・東口2番乗り場 小湊鐵道バス・千葉中央バス「大学病院」行き約10分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分
千葉寺駅(京成千原線)から・徒歩約15分.小湊鐵道バス・千葉中央バス「大学病院」行き約5分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分.
○車をご利用の場合
京葉道路「松ヶ丘」出口から約5分.

《 お問い合せ 》

千葉県立中央博物館・環境教育研究科
〒260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2
TEL: 043-265-3161 FAX:043-266-2481

「旅する地球の水」展の目次にもどる 17年度展覧会一覧にもどる  >>体験型展示のご案内