企画展のようす 〈行事のようす〉 その4

 折り紙で恐竜を作ろう 

 7月29日に,折り紙で恐竜を作ろうという行事が行なわれました.恐竜だけでなく,今回の企画展で展示しているパレオパラドキシアやその他の古生物の折り紙も登場.
 というわけで,そのようすをのぞいてみました.

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みなさんこんにちは.折り紙が好きな人・・・」折り紙作家の木村哲夫さんから挨拶がありました.

どれから始めてもいいですが,クビナガリュウとパレオパラドキシアは必ず作ってください.」

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たくさんの家族が参加してくれました.

当初の予定では午後1回のみの予定だったのですが,急きょ午前中の回を増やして行ないました.


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どれから作ろうかな・・

何色にしようかな・・・


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お父さんとお母さんがお手伝い.

折り紙は家族のコミュニケーションにも良いですね.


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こちらはお姉さんから弟さんへ.

流石,お姉ちゃん!


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それでもわからないときは先生が丁寧に教えてくれました.

矢印は,こっそり折り紙を「研究中」の岡崎研究員.


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お父さんも,お母さんも,お姉ちゃんも夢中です.

でも,ぼくちょっと飽きちゃった.


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いろいろできましたね.


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こちらのご家族は大阪から.

千葉に実家があり,催し物を調べて,楽しそうなので参加してくれたとのことでした.

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ボクが持っているのは,みんなと形が違うような・・・


たずねてみると,エラスモサウルス類の「新種」だそうです.

それはすごい!新発見ですね.


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本日の講師,木村哲夫さんです.

本格的に折り紙を始めて20年.恐竜は子供のころから好きだったけれど,実は不器用で,模型やクラフトの類いはダメだったとか.意外ですね.

普段はサラリーマンですが,いつも折り紙をかばんにこっそり忍ばせて,出張時の列車などで,時間を見つけては創作をしているそうです.


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木村さんの作品です.

いろいろな恐竜や古生物が・・・.
折り紙でここまでリアルにできるんですね.

いつもは,作っていたら出来ちゃった.これ何かに似ているな・・・という感じで新しい作品が生まれるそうです.


パレオパラドキシア(右下)は,今回の企画展のために10ヶ月近くをかけた苦労の作品だそうです.有難うございました.

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こちらはテキスト.

一つ一つの作品の折り方が,わかりやすく解説されています.

姿勢や関節の曲げの方向・角度など,それぞれの古生物の研究結果をもとに,細部まで忠実に再現しようとするこだわりが感じられます.



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先生の作品に見入る子たち.

テキストの6種類では物足りずに,新しい作品の折り方を,もらいに来ました.



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もう終わりの時間ですが,ボクもパパもみんな時間を忘れて熱中.

終了後はみなさん楽しかったと,先生にお礼を言って帰っていきました.中には弟子入りしたいという子もいたほどです.



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木村さんの見事な作品は,第2企画展示室などに展示されています.
ぜひご覧ください.

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