デジタルミュージアム・特集『日本博覧図』

初編-2 宗吾霊堂境内全図そうごれいどうけいだいぜんず

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旧町村名現市町村名絵師彫師寸法
下埴生郡公津村成田市宗吾東涛舎巴凌山崎芳翠横50.2×縦40cm
義民木内惣五郎(佐倉宗吾)の霊を祀る。嘉永5年、墓前にあった雨屋を供養堂に改めた。明治6年に東勝寺の住職となった田中照心は、霊堂の拡張・改修を行い、21年に7間4面の供養堂(画中の本堂)が竣工、翌年には五霊堂と、諸堂が建立された。門前に並ぶ新茶屋、角谷、鷺田屋、佐倉屋、吉野屋などの旅館が霊堂の隆盛を表す。明治43年の大火で画中の諸堂宇ほとんどが焼失。東勝寺がこの地に移ったのは、大正6年。

2005年1月 歴史学研究科