水郷地域の農具いろいろ
今から約100年ほどむかしに米づくりで使われた道具をたからものとしておさめられているよ。
いろいろなかたちをしているよね。それぞれどんなことにつかわれたのかな?
◆農具の名前と説明
- ハロー 牛が代かき(田植えのまえに水田に水を入れて土のかたまりをくだく作業)をするのにひいて使います。
- 稲かりがま 稲をかりとるのに使います。
- 千歯こき かりとって乾燥させた稲をだっこく(稲をくきからはずすこと)するのに使います。
歯の部分がクシのようにギザギザにとがっており、そこへ稲をはさみこみます。
- とうみ 風の力を利用して米をえらぶ道具です。もみがらと米にわけます。
- 土ずるす もみすりに使うもの。ふつう3〜4人で1日に600〜900キログラム(10〜15俵)ぐらいのもみすりをしたといわれます。
- 万石どおし 米を網の大きさでわける道具です。
◆むかしの水郷のようすが写真でみられるよ!
漢字がある大人向けのサイトですが、写真がたくさんあるので当時のようすを知ることができます。