雲南の地衣類Lichens of Yunnan, China
2.雲南における地衣類調査
 

(1)1994年の調査: 北西部,梅里雪山を目指す

(2)2003年の調査: 淡水生地衣類の研究.北西部と北部

(3)2005年の調査: 淡水生地衣類の調査.南部から南西部

(4)2006年の調査: 淡水生地衣類の調査.北西部

(5)2007年の調査: ハリガネキノリ属等の調査.北西部

(6)2009年の調査: ハリガネキノリ属等の調査.やや南から西部

(7)2014年の調査: 金沙江沿いの乾燥地帯(準備中)

(8)2015年の調査: 南西部(準備中)

(3)2005年の調査

2005年は,淡水生地衣類の調査です.これまでの調査と違い昆明から南下し紅河を下り,ベトナムと接する(雲南省で一番標高の低い)河口方面へ向かいます.それから棚田で有名な元陽,ついで緑春にも訪れます.普洱(プーアル)から北上し,景東では無量山と哀牢山で調査します.西の昌寧で最後の調査を済ませ,大きく時計回りに回って大理を経由して昆明に戻りました.王さんとドライバーとの3名で回りました.

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Canon EOS Kiss Digital

写真のキャプションには,調査に参加した原田の感想や意見なども含まれます.
2005年1月11日.昆明市内.茶市場
     

A

B C

2005年1月12日.昆明から南東の河口を目指す.紅河(こうが,ホンヘ)

雲南の南(やや東)に位置する河口は,雲南省で最も標高が低い街として知られています.そこを目指して昆明から南下し,紅河の河畔へ,そこで調査をしました.
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A-1.紅河.上流側.

-2. -3.下流側.
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A-4.

-5.水辺に出た. -6.
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A-7.

-8.  
2005年1月13日: 雲南省で一番標高が低い,南東の「河口(かこう,ホーコウ)」へ
河口の,ベトナムが見える地点まで移動しました.
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A

   
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B-1.河畔の大きな岩場. -2. -3.岩上に地衣類が多かった.
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C-1.河口の街はずれ.対岸はベトナム.

王さん.

-2.雲南省で最も標高が低い地点.

原田.

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D-1.支流に入る.

-2. -3.花魚洞というらしい. -4.石灰岩だらけ.目的の淡水生地衣類は見つからなかった.
2005年1月14日.紅河から近い大囲山(だいいさん.ダーウェイシャン)へ
河口近く,紅河の北東側の大囲山に登ると,山の上は深い霧で覆われていました.
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A.路傍の果物売り.

B-1.大囲山.霧が出ている.

-2.樹幹上のカブトゴケ属.
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B-3.

-4.

-5. -6.
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C-1.林道わきの切通し.ウラジロとコシダが生えている.

-2.岩上のキゴケ属.

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D-1.更に下り,道路脇の岩壁.

D-2.灰色なのは,キゴケ属.

 
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E-1.さらに下り,ダム付近.観光施設のようだが,閉まっている.

-2.記念撮影.王さん(右)とドライバー. -3.トン族の集落.木材を屋上で乾かしているのだろうか.
2005年1月15日.紅河沿いの蔓耗(まんもう.マンハオ),更に元陽(げんよう.イェンヤン)へ
紅河河畔の蔓耗で調査.更に北西の元陽へと移動しました.谷沿いは乾燥していますが,山の上は棚田が広がっています.山の上の道路脇から,棚田の絶景が見えるはずでしたが,あいにくの濃霧でした.やむなく麓に下りて,下の街でカラタチゴケを食べました.
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A-1.紅河.

-2. -3.紅河に沿った道路.下流方向を向いている.
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B-1.いった山の上の元陽に行ったが寒かったため,麓に下りて昼食を.厨房で食材を選ぶ.

-2.左のタッパーには,カラタチゴケ.その右はタニシ?

-3.
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C-1.昼食.

-2.カラタチゴケの炒め物.

-3.
2005年1月16日.梯田(棚田)で有名な元陽(げんよう.イェンヤン),そして緑春(りょくしゅん.リューチュン)へ
山の上の,見渡す限りの棚田が見えるはずの絶景スポットを過ぎて,道路脇の水田の周りでちょうさしました.木にはカラタチゴケ(I & J)などの大型地衣が多い場所でした.その先にも,小規模ながらも棚田が続きます.
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A-1.展望台の先に進み,道路わきの水田.

-2.道路の上側.

-3.傾斜の緩い棚田.
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A-4.水田の間の樹木.

-5.カラタチゴケが生える.

-6.キンブチゴケなど. -7.
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A-8.

-9.カラタチゴケ

-10.
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A-11.道路の上側,湿った斜面.

-12.

 
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B-1.更に緑春方向に進む.道路の下側の棚田.

-2.

-3.
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B-4.

-5.

-6.
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B-7.

-8.

 
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C-1.さらに進む.なだらかな斜面上の水田.

-2.すぐわきは小川だ.

-3.岩上に地衣類はあるかな?
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C-4.

-5.水田のサンショウモ.

 
 
2005年1月17日.緑春(リューチュン)から西へ,そして南へ
緑春の街からまず西へ,次いで南へ進みました.そこの渓谷には清流が流れていました(A~C).日本のどこかを見ているかのようです.帰り道となった山腹の道路の周りの木々にはツノマタゴケモドキ類など多くの地衣類を見ることができました(M~U).
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A-1.緑春から西へ,そして南の谷へ降りる.

清流だ.

-2.

-3.思いのほか,地衣類は得られなかった.
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B-1.谷から上がって,来た道を戻る.

下に見えるのは先ほどの川の上流か.

-2.

C-1.山上の畑の中の斜面を流れる小川.

水際の岩上に地衣類が生えていそうだ.

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C-2.

-3.

-4. -5.少し離れたところから見る.
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D-1.さらに戻り,かなり登った山道.

石をきれいに並べ,半ば舗装している.

-2.道路脇の照葉樹林. -3.道路脇の樹幹上の地衣類.ツノマタゴケモドキ類Everniastrum.
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D-4.

-5. -6.中央はサルオガセ属Usnea. -7.中央はカワラゴケCoccocarpia erythroxyli. -8.アワビゴケ属Nephromopsis.  
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D-9.

-9.

-10.

-11.裂片の幅が広いのはウメノキゴケ Parmotrema tinctorum.

千葉県でも見られる種.

     
2005年1月18日.緑春から西,普洱(プーアル)方面へ移動
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A-1.

-2. B-1.丘陵の上の道路脇.
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-2.

C.次の地点.少し調査. D.道路脇,切通しの上の林で調査.
2005年1月19日.景東(けいとう.チンドン)へ
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A-1.

-2.橋を渡ってみた. -3.橋から下流を見た.
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A-4.

-5. B-1.ある農村を訪ねた.
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-2.

-3. -4.
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-5.

-6. -7.土壁に穴をあけておかないと,崩れるからだ,とのこと.
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-8.

   
2005年9月20日.景東から無量山(むりょうさん.ウェイリャンシャン)へ
景東の西側の山脈へ.小さな谷の流れは水が澄んでいました.昔ながらの茶畑を見学しました.茶樹にも地衣類の着生が多いようです.
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A-1.景東の西側,無量山中.小川がある.

-2. -3.きれいな水が流れる.
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A-4.

-5.淡水生地衣類がありそうだ. -6.
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B-1.伝統的な茶畑らしい.

-2.ある程度の高さになると,幹を切るのが伝統的な栽培方法だという. -3.地衣類がよく着生している.
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B-4.

-5. -6.
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B-7.ツノマタゴケモドキ類Everniastrumが着生.

-8. -9.ウメノキゴケ属Parmotremaが着生.
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B-10.

-11.ウメノキゴケ属Parmotrema. -12.
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C-1.窪地には草が全く生えていない.恐らく,ヤギが食べつくしたのだろう.

-2. -3.周りの森林. -4.
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C-5.

-6. D-1.景東への帰り道の山中.道には石が並べられている.
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D-2.

   
2005年9月21日.景東(チンドン)から哀牢山(あいろうさん.アイラオシャン)へ
景東のある谷の東側の山脈へ.山頂付近の森林は,林床にササが多く,樹幹には蘚苔類が多く雲霧林のようです.林外の低木は,ツノマタゴケモドキ類が多く着生していました.帰り道からの段々畑も印象に残りました.
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A-1.景東の東側,哀牢山.

ダム近くに建てられた中国科学院の施設.

B-1.近くの森林. -2.
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B-2.

-3. -4.樹幹上に蘚苔類が多い.
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C-1.ダム近くの低木.

-2.ツノマタゴケモドキ類Everniastrum が着生 -3.ダム
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C-4.

-5. -6.こちらが景東の街か?
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C-7.

D-1.帰り道.ヤギに出会う. -2.
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D-3.

-4. -5.
2005年1月22日.昌寧(しょうねい.チャンニン)へ
景東から北西へ,そして西へ向かいました.瀾滄江のほとりで昼食となりました.
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A-1.景東から昌寧へ向かう途中の峠.

-2. -3.峠の林内.
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-4.暗い照葉樹林.

-5. -6.樹幹上には蘚苔類が多い.
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A-7.

-8. -9.下生は少ない.ヤギが食べたのか?
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A-9.峠から.

-10. B-1.昌寧に向かう.段々畑がきれいだ.
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B-2.斜面上部の集落.

-3. -4.
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C-1.

-2.瀾滄江. -3. D-1.瀾滄江のほとりの食堂.
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D-2.茶色く濁っていない瀾滄江を初めて見た.

-3. -4.
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D-5.

E-1.昌寧に向けて再出発. -2.
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E-3. -4. -5.
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F-1.丘陵を登っていく.

-2. -3.
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F-4.

-5. -6.仏塔. G-1.峠近くの小さな滝.
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G-2.

-3. -4.
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G-5. H-1.再び移動.菜の花が咲いている. I-1.昌寧の街と水田.
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I-2.

   
2005年1月23日.昌寧(しょうねい.チャンニン)周辺
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A-1.荒れた林道の

先の小さな滝.

-2. -3. -4.
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A-4.流水中の岩の表面に淡水生の

アナイボゴケ属などがあった.

-5.滝から振り返る.

-6.荒れた林道.自動車では進めない.

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-7.

B-1.山の上も木が伐採されていた. -2.
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B-3.地衣類が着生.

-4. -5. -6. -7.
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B-8.

-9. -10.サルオガセ属.
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B-11.ウメノキゴケ属.

-12.ツノマタゴケモドキ類. C-1.山を下る.
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C-2.菜の花畑.