デジタルミュージアム・特集『日本博覧図』

初編-1 県社飯香岡八幡宮けんしゃいいがおかはちまんぐう

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旧町村名現市町村名絵師彫師寸法
市原郡八幡町市原市八幡東涛舎巴凌(霜鳥)北野直横54.5×縦25.6cm
創建は不明。祭神は譽田別尊など3神。本殿(入母屋造)は室町時代の建立で国指定重要文化財、拝殿(入母屋造)は元禄4年で県指定有形文化財。朱印地50石があった。社殿左の銀杏は、周囲5間余り、神木。境内には諸社を合祀。蒼々とした松林の間から白帆の浮かぶ東京湾が見え、これを一層際立たせるのが右の筑波、左の富士。境内の清見滝は、暑中浴する者たちで賑わった。海運守護・子育ての神としての信仰が厚い。

2005年1月 歴史学研究科