フィールドノート No.2230

 2023/01/20(金)

 ヤマアカガエルの卵塊

 南房総市にて。林道上の水たまりにヤマアカガエルの卵塊があった(写真1)。

  • 写真1 ヤマアカガエルの卵塊

 ここから近いアメダス観測点(館山)のデータを見ると1月13日〜15日に気温が高く、14日には降水もあったため、この頃に産卵されたのかもしれない。過去の教室博日記にある旧三島小学校のプールでの産卵時期に関する記事(No.1575No.1661)を読むと、近年は1月前半には産卵を始めているようだ。

 この林道はすでに廃道となっており、車が通ってつぶされることは無さそうだが、干上がってしまうことが心配だ。1月26日朝の低温ではきっと凍ったに違いないが、大丈夫だろうか。

  • ヤマアカガエル Rana ornativentris(アカガエル科)

(斉藤明子)