逆さまの房総半島 | |
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千葉県地形鳥瞰図 五百澤智也 作 中央博物館蔵 〈視点と方角〉 関東平野の中心から周辺の方向で、千葉県を見る図です。そこで、視点は千葉県の関宿町上空に、図の中心方向は九十九里浜の片貝方向に置かれています。 〈遠景〉 地球の上にある千葉県を表現するため、地球の丸みを少々誇張した太平洋の海面を図の上方に設定しています。 〈基図の作成〉 20万分の1地勢図の5万分の1地郭線(緯度差10分、経度差15分の経緯線)を、設定した図面上の球面に投影して、鳥瞰図の平面形が作られています。海岸線や主要河川は、図郭線を基に地形図より写し取っています。 〈地形分類〉 地形は地形分類して示しました。地形分類図などの区分線を移写するだけでなく、衛星写真や、高度飛行の航空機からの眺めなどを参考に、地形を表現し、区分しています。この辺は学と経験が必要です。 〈地物〉 セスナ機の飛行により上空からの観察と写真撮影を手がかりに、主要な地物を誇張表現しています。この辺は芸ですね。 |
327 関東平野とその周辺の地形模型![]() 千葉県立中央博物館蔵 企画設計 八木令子 製作 玉川恭子 |
325 (彩色ペン画) 千葉県地形鳥瞰図![]() 寸法 1088×787mm |