86. ひきりうす・ひきりぎね【火鑚り臼・火鑚杵】
木と木をこすりあわせた熱
(ねつ)
で火を作る道具です。
両手でぼうをはさみ、強くうすにおしつけながら回して火の種
(たね)
をつくりました。
教師用解説
ひきりうす・ひきりぎね【火鑚り臼・火鑚杵】
木と木を烈しく摩擦したり、金属と石を強く打ち合わせて発火させる方法を火鑚りという。火鑚臼に火鑚杵を押し当てて強くもんで摩擦熱を発火材の発火温度まで上げた。