10 武田家住宅
所在地 | 市原市 |
竣工年 | T5 |
所有者 | 個人 |
設計者 | 不明 |
施工者 | 不明 |
構造 | 木2 |
外壁 | 下見板張り |
屋根形状・葺材 | 入母屋造,瓦葺 |
建築規模 | 123m2 |
大きな入母屋屋根の瓦の黒と,下見板張りの壁の白の対比がダイナミックである。建物は大きく二つの部分に分けられる。建物の本体は大正5年に長生群長南町に建てられたもので,純和風の医院であった。その後,昭和3年に建物の左部分が現在地に建築され,昭和27〜31年に長南町の本体を解体移築し,右部分に結合させた。その際,外観を左部分に合わせて和風から洋風へと変更したが,屋根はそのままだったため,和洋折衷の様式となった。医院として昭和38年まで使用され,病室・診察室・手術室を備えていた。[斉藤]