ほ乳類の仲間

ほ乳類ってどんな生きもの?
「ほ乳類の仲間」展示コーナー
 体の中に背骨がある動物をひとまとめにして脊椎動物といいます。ほ乳類はその中の大きなグループ(綱)の一つで、21の小グループ(目)に分けられ、世界中に約4400種類がいます。このうち、日本には、10の小グループ、145種類のほ乳類が知られています。
 ほ乳類には、首の骨が7個であることや、母乳で子供を育てること、体に毛があることなどいくつかの特徴があります。

クジラもほ乳類
「ほ乳類の仲間」展示コーナー  水の中で生活するクジラ類は脚や尾はなく、代わりにヒレがあり、姿だけを見るとむしろ魚類に似た体つきをしています。しかし、ほ乳類の特徴を一つ一つ照らし合わせてみると、クジラ類が魚類ではなく、ほ乳類の仲間であることがわかります。

首の骨は7個

 イチョウハクジラの首の骨は、前の4つがくっついて1つに見えますが、全部で7個の骨があります。
イチョウハクジラの首の骨

母乳で育てる

 クジラの乳首は、母クジラのお腹の後方に、左右一つずつあります。

クジラも獣(けもの)?

 クジラの皮膚はツルツルしているように見えますが、全く体毛がないわけではなく、口のまわりには短い毛が生えています。
スナメリの口の毛
スナメリの口のイラスト


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