●制作年:1913年(大正2年) ●材質・技法:紙・水彩 ●寸法(cm):36.5×26
人の乗る舟を山かげの岸に繋ぎモデルを影の中の舟に座らせ、対岸の日の当たる崖が川面に移る風景を描いている。柏亭は、この作品を戸外人物の作例として取り上げ、自分の著書『我が水彩』のなかで、光線大気への注意と形態把握のかねあいが重要であることを作画の過程に従って述べている。