企画展 | 千葉県立中央博物館 |
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私たち日本人は歴史的に海とかかわりのある生活をいとなみ,ノリ,ワカメ,テングサ,コンブ,アオサなどの海藻は身近な食材としてあります.藻類は35億年の歴史を経て進化し,海をはじめ,多様な環境に適応し,私たちの身近な生活空間の中に共に生きています.海藻も人も共に地球に生まれた生命を伝えています. |
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1.地球に生命が生まれた
地球にはじめて生命が誕生した35億年前から現在にいたるまでの多様化と進化との歴史を化石などで紹介します.最古の生命であるといわれる藍藻の化石も展示します. |
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2.藻類は海で生まれて進化した
藻類とは,海藻とは,どのように進化し多様化していったのでしょうか? なぜ,さまざまな色をしているのでしょうか? それらの謎に迫ります. |
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3.海藻の森、海のゆりかご
地球表面の約70%をおおう海,その海にも藻場(もば)といわれる森があります.藻場は魚や貝の隠れ場,餌場,産卵と子育ての場となり,いわば“海のゆりかご”となっています.藻場とそこにくらす生き物を写真で紹介します. |
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4.海藻は多様化していった
深海から陸上まで,地球上のあらゆる環境に適応してきた藻類は,さまざまな色や形をしています.その色と造形の美しさには誰もが魅せられます.世界一巨大になるジャイアントケルプや日本一長いナガコンブなどの標本を展示し,藻類の多様さを紹介します. |
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5.日本人と藻の文化
日本人は世界一海藻を食べています.また,日本人は海藻を食材としてだけでなく,さまざまな用途に利用しています.世界的にも注目されている豊かな日本人の藻の文化を紹介します. |
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6. 房総半島の海藻文化
房総半島には,約600種の海藻が生育し,25種類以上の海藻が利用されています.その歴史は古く,8世紀初頭にはワカメが都へ送られていたことがわかっています.房総に特有な海藻の利用法を乾物などを展示し,紹介します. |
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7. 日本の海藻研究の祖、宮部金吾
日本における海藻研究の先駆者である宮部金吾は,今年生誕150周年を迎えます.宮部金吾に関係する資料や札幌農学校2期生として同期であった新渡戸稲造と内村鑑三との手紙などを展示します. |
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・トピックス <海藻サラダ>
市販されている「海藻サラダ」に使われている海藻を解説します.紅,緑,白色の海藻が実は同じ種類だったりと,驚きが隠されています. |
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・トピックス <資源としての海藻>
褐藻ホンダワラ類などの大型海藻を利用したバイオマスエタノールやバイオマス水素など,生物燃料製造の可能性を「海中牧場の想定景観図」で解説します. |
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・トピックス <地球環境と海藻の生活>
地球温暖化にともなう海流の変化や海水温の上昇は,海藻の生活に大きな影響を与えます.近年の海藻の分布域の変化や消失(磯焼け)などを紹介します. |
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○記念講演会 「藻類30億年の自然史」 内 容:藻類研究の第一人者である氏に,藻類からみた生物の進化について講演していただきます 開催日時:平成22年8月8日(日) 14:00〜16:00 講演者:井上 勲(筑波大学教授) 会 場:中央博物館講堂 対象・定員:中学生以上・当日先着200名 ○自然誌シンポジウム 「宮部金吾生誕150周年記念−日本の藻類学は今!−」 内 容:藻類学の発展につくした宮部金吾の生誕150年を記念して、藻類学の今を考えます 開催日時:平成22年7月17日(土) 9:30〜16:00 会 場:中央博物館講堂 対象・定員:中学生以上・当日先着200名 ※ このシンポジウムのプログラムはこちら. ○植物観察会「潮だまりの海藻 −家族で学ぶ海の自然誌−」 内 容:海岸の潮だまりで海藻を観察します 開催日時:平成22年7月24日(土) 9:30〜7月25日(日) 15:00(一泊二日) 会 場:勝浦市及び鴨川市(宿泊先:千葉県立鴨川青年の家) 対象・定員:小学生を含む親子10組 [要事前申込み 申込み締切7/10] ○体験イベント「海藻で押し葉づくり」 内 容:海藻を使って押し葉標本を作ります 開催日時:平成22年7月4日(日),7月19日(月祝),8月1日(日),8月15日(日),8月29日(日) 13:00〜14:30 会 場:中央博物館研修室 対象・定員:小学生以上(小学生は保護者同伴)・20名 [申込み締切は各開催日の2週間前] ○体験イベント「ところてんを作って食べよう」 内 容:海藻からところてんをつくり,食べてみましょう 開催日時:平成22年7月31日(土) 10:00〜15:00 会 場:中央博物館研修室 対象・定員:小学生以上を含む親子10組 [要事前申込み 申込み締切7/17] ○海藻クイズ「君は海藻を知っているか!」 内 容:海藻クイズに答えてプレゼントをもらおう 開催日時:企画展開催期間中の土曜・日曜日 第1回:10:00〜11:00,第2回:13:00〜14:00(7/3は,第2回のみ) 会 場:中央博物館企画展示室 対象・定員:当日先着50名 ○ミュージアム・トーク 内 容:研究員が企画展示の解説をいたします 開催日時:平成22年7月4日(日),7月19日(月祝),8月1日(日),8月15日(日),8月29日(日) 第1回:11:00〜11:30,第2回:14:30〜15:00 会 場:中央博物館企画展示室 |
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本展示のチラシ(pdf)です. 左の画像をクリックしてダウンロードして下さい. |
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※企画展示開催中の入館料は,大人500円・高大学生250円となります. 入館料に関する詳細はこちらへ |
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この展示開催中、本館は7/5(月)と7/12(月)のみ休館.生態園は7/19(月)以外の月曜と7/20(火)は休園します. | ![]() |
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○ | 電車・バスをご利用の場合 | ||||
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◆ | 千葉駅(JR線・京成線)から | ||||
・ | 東口7番乗り場 京成バス「大学病院」「大学病院・南矢作」.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
・ | 東口6番乗り場 ちばシティバス「川戸」行き約15分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
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・ | 東口2番乗り場 千葉中央バス「中央博物館」行き約20分.バス停「博物館・文化ホール」(終点)下車,徒歩約1分. | ||||
◆ | 蘇我駅(JR京葉線・内房線・外房線)から | |||||
・ | 東口2番乗り場 小湊鐵道バス・千葉中央バス「大学病院」行き約15分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
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◆ | 千葉寺駅(京成千原線)から | ||||
・ | 徒歩約20分. | |||||
・ | 小湊鐵道バス・千葉中央バス「大学病院」行き約5分.バス停「中央博物館」下車,徒歩約7分. | |||||
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○ | 車をご利用の場合 | ||||
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◆ | 京葉道路「松ヶ丘」出口から約5分. |
問い合わせ先:千葉県立中央博物館 植物学研究科 〒260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2 電話:043-265-3111(代表),FAX:043-266-2481 |
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