22. いろり【囲炉裏】
<撮影地:
千葉県立房総のむら
>
台所や勝手とよばれる部屋に作られた火をもやす場所です。
いろりには
ナベ
や
テツビン
をつるして煮
(に)
たきしました。
家族が集まって、だんらんをする大切な場所でもありました。
教師用解説
いろり【囲炉裏】
台所や勝手と呼ばれる部屋の土間よりに設けられた例が多い。床を切り下げて、正方形や長方形の炉を作って中に灰を入れ、燃料の薪などを燃やした。火の上に自在鈎を吊して、鍋や鉄瓶などを掛けた。また、囲炉裏には煮炊きをするほか、暖房や照明の役割もあった。昭和30年代に、住宅建築の変化と燃料や照明・暖房器具の変化で姿を消した。