第1節 高野家の略系図
第2節 高野家に遺された医療関係資料
第3節 高野家の医家としての活動範囲
【医療関係器具 其の2】
薬匙(やくし)
医師は往診後その場で調剤することが多い。薬包紙を並べ、押さえに圧尺を置き、薬を匙で量り配る。薬匙を刀圭ともいうが、医師を刀圭家と称することもある。
吸角(きゅうかく)
膿などを吸い出す時に使用するもの。
ガラス管を吸うとき、施術者の口中に誤って、血が入らないように途中ひと曲がりしているのが特徴である。吸玉ともいう
陶製点眼瓶(とうせいてんがんびん)
瓶内にある薬を棒状の器具を使ってすくい出し、点眼を行う。