房総半島の南には伊豆諸島,その南には小笠原諸島が並び,その更に南に連なるのがマリアナ諸島です.一番南のグァム島,少し離れたサイパン島といった南マリアナの島々は日本では観光地としても良く知られています.一方,サイパン島よりも北には9つの火山島があり,近年ではほとんどが無人島となっています.
北マリアナ諸島の生物はよく調べられていなかったことから,千葉県立中央博物館では生物相調査を企画し,1991年にはその準備のためグァム島,サイパン島を訪れ,1992年に本調査を実施しました.原田浩もこの調査に参加し,約800点の地衣類標本を採集しました.
間もなくして,この標本に基づく地衣類のリストは出版され(文献3),その後も少しずつ研究成果が発表されました.
ここでは,調査時に撮影した写真をもとに島々と調査の様子を紹介し,更に主に標本にもとづいてマリアナ諸島の地衣類を紹介します. |
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右の地図は,地理院地図(電子国土Web)の標準地図に,地名と線を追記して作図 |
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