会場:千葉県立中央博物館大利根分館
日時:4月1日(日)〜5月6日(日)
平成18年に千葉県指定有形文化財に指定された251点の漁労用具の中から、主なもの約70点を漁法別に紹介します。
突き刺して獲る‐銛、ドジョウ叩き、エビ刺し等
引っかけて獲る‐ウナギ鎌、ワカサギ竿、ハゼ釣り竿、ツクシ、ボラ流し、ウナギ・フナながら等
挟みまたはよじって獲る‐カエルくわき等
はがしまたは掻きおこして獲る‐シジミ掻き、シジミ篩等
誘い込んで獲る‐コイウケ、フナウケ、ヤギウケ、網ズ、ドジョウズ、ウナギズ、エビズ等
誘導して獲る‐タテドウ、グレ網、張り網等
強制的に陥れて獲る‐シラス網等
かぶせかけて獲る‐投網、カブセ、オオゲ等
すくい上げて獲る‐ミアミ、ドジョウふみ、ムシヒキ網等
水平方向に曳いて獲る‐エビ曳き網、船曳き網、大網等
取り巻いて獲る‐サケ大網、サケ旋網等
敷いて置きすくい上げて獲る‐四ツ手網等
網目に刺させまたは網に絡ませて獲る‐サケ網、ニゴイ刺網、レンギョ刺網、コイ刺網、ボラ刺網、フナ刺網、ワカサギ刺網等
その他(漁船・修理道具・流通など)‐アカ取り、タテザル、舟形イケス
主な展示資料
利根川下流域で使われたさまざまな漁労用具(明治〜昭和)
会場:千葉県立中央博物館大利根分館
日時:5月30日(水)〜6月28日(木)期間中無休
川でも海でも漁の時にはさまざまな道具や方法が用いられます。それらの漁具や漁法の違いには長年量に携わった漁師の知恵と工夫が凝らされています。今回は収蔵資料の中から利根川下流域で展開された漁労を中心に、海の漁労用具との類似点や相違点を紹介します。展示資料をとおして「さかな」をいかに効率よく捕獲しようとしてきたのかを感じてください。
利根川下流の主な漁具と漁法
コイやフナをとる
ウナギをとる
エビ・カニ・雑魚をとる
サケをとる
海の漁具と比べる
さかなの気持ち
主な展示資料
ドジョウ叩き、シジミ掻き、カエルくわき、ドジョウズ、ワカサギ網、四手網、コイうけ、フナうけ、銛、オオゲ、フナながら、コイ網、フナ網、かぶせ、ウナギ鎌、ウナギズ、タカッポ、下りウナギズ、ウナギながら、シラス網、ササビテ、エビズ、カニズ、タテドウ、ビンズ、ヤギうけ、網ズ、鮭網、カンテラ、浮かし、そのほか、漁の対象となった生き物を水槽で紹介します。コイ、フナ、ウナギ、テナガエビ、モクズガニ、タナゴ、ドジョウなど
関連事業
「ザリガニ釣り」 6月2日、9日、16日、23日 いずれも土曜日
10:30〜11:30、13:00〜14:00 14:30〜15:30
各回20名 当日先着順 どなたでも参加可能(未就学児は保護者同伴)/参加費無料
会場:千葉県立中央博物館大利根分館
日時:7月14日(土)〜9月30日(日)
内容
展示室を、住む・着る・食べる・電化製品の広がり・明りと燃料・夏の暮らし・冬の暮らし、という6つの大きなコーナーにわけ、約150点の民具類を紹介しています。子供たちが関心を持った資料を自ら調べられるように、解説も工夫しました。また集会室ではむかしのおもちゃで遊んだり、蓑(ミノ)や笠、下駄、草履などを履いて天秤棒を担いだりできる体験コーナーがあり、外には竹馬や羽根つき、輪投げなどもあります。
小学校3・4年生の社会科学習の内容に合わせています。学校の校外学習などで利用される場合は、事前にご連絡ください。ワークシート例の提供や学芸員の解説なども可能です。
※10月から平成20年3月までで見学を希望される学校は、大利根分館へお問い合わせください。