「飛ぶたね」を作りました

「飛ぶたね」を作りました

植物は、いろいろな方法で種を移動させます。動物にくっついたり、風に乗ったり、中には植物自身が種を飛ばす植物もあります。

漢方薬でおなじみの「ゲンノショウコ」は、板バネのようなもので種を飛ばします。種を飛ばした後の板バネは丸まっています。

また、「スミレ」は、種を包んだ皮が乾燥して縮むことで種が飛び散ります。

すみれ

当館では、空気や風の力を利用して移動する「飛ぶ種」の模型を作って飛ばす、「飛ぶたねをつくろう」を行いました。今回作ったのは「カエデ」(写真:左上)「ラワン」(写真:右)「ニワウルシ」、それに「アルソミトラ」(写真:左下)の4種類です。

種

紙を折って、クリップやホッチキスでとめて模型を作ります。出来上がったら、さっそく飛ばして、本物の種の飛び方と比べていました。

(写真上:左上=ニワウルシ、下左=ラワン、下中=カエデ、右=アルソミトラ)

連休は始まったばかりです。現代産業科学館では、簡単な実験や体験をしながら科学の勉強ができるいろいろなイベントなども準備していますので、是非おいでください。