千葉県立現代産業科学館の展示は、産業に応用された科学技術を全体テーマとして、3つの部門で構成されています。
現代産業の歴史
常設展示のうち、来館者が訪れる最初の展示室である「現代産業の歴史」は、千葉県の産業の歴史と未来、電気・石油・鉄との出会い、電力産業、石油産業、鉄鋼産業の5つのコーナーに分かれています。
写真:現代産業の歴史 展示場中央部/ベッセマー転炉/T型フォード/千葉火力発電所 3号タービン低圧ローター/川崎製鉄千葉1号高炉 現JFEスチール東日本製鉄所(千葉地区)
先端技術への招待
エレクトロニクスや新素材、バイオテクノロジーなどの先端技術とこれらの先端技術を根底から支えている超高真空や超低温などの極限環境をつくりだす技術について紹介します。
写真:「地球」クローズドシステム/DNA二重らせん模型/超高真空をつくる技術「クライオポンプ」/スペースシャトルと新素材
創造の広場
「創造の広場」では、美しくて不思議な科学の現象や科学技術の原理や仕組みを、参加・体験型の展示によって紹介します。
この展示部門は、体験する実験装置を中心とした「創造の科学」・「生活の科学」の展示と、科学の実験を交えた人形劇場である「サイエンスステージ」、そして高電圧の迫力ある放電実験を紹介する「放電実験室」の4つの展示項目からなっています。
写真:創造の広場/風にゆれるボール/放電実験/サイエンスステージ 人形劇
屋外
「サイエンス広場」には、屋外展示「好奇心の門」「不思議のたね」(高田洋一作)があります。