6月15日は「県民の日」「千葉県立現代産業科学館開館25周年」

「千葉県民の日」、平成6年のこの日千葉県立現代産業科学館も開館しました。多くの方が来館され体験や工作なども楽しんでいただきました。

明治6(1837)年の6月15日、当時の「印旛県」と「木更津県」が合併して千葉県が誕生しました。その日を記念してこの日が「県民の日」となっています。そして、この日に合わせて、平成6年6月15日に「千葉県立現代産業科学館」は開館しました。今年で開館から25年を迎えます。

外は冷たい雨が降っていましたが、「県民の日」で「県立博物館」は入場料が無料で、大勢の方々が訪れて体験や工作を行っていました。また、そのようすは、チバテレビのニュースで報道されました。

現在開催中の開館25周年記念事業「タイムスリップ科学館25年」では、平成6年6月15日の開館式典の写真なども展示されています。ポスターなどもご覧になりながら25年を振り返ってみませんか。

毎回大人気の「科学館わくわく教室」「化石のレプリカ」つくりは、この日は10回行いました。スタッフも、休む暇もなくフル回転です。プラスチック粘土を軟らかくして、アンモナイトや三葉虫の型につめて作りました。この体験で、この日も「ちびっこ博士」が誕生して館長から「ちびっこ博士認定証」がわたされました。

「化石のレプリカ」つくりのようすがチバテレビの取材を受け、「県民の日は『ちば文化』にふれよう」というタイトルでニュース報道されました。最後に、完成した「化石のレプリカ」を持ってカメラに向かって「ハイ、ポーズ!」。撮影にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。(テレビはご覧になりましたか?今ならインターネットでも見られますよ)

この日は、当初サイエンス広場でミニSL「ブリタニア号の乗車会」を予定していましたが雨天のため中止となったため、こちらも大人気の「パイロット体験」を臨時に行いました。特に午後の部には希望者が50人近くにもなり、抽選になりました。今回は初めての方が多かったようです。まずは東京スカイツリーや東京タワーを目指した飛行です。プロペラ機、ジェット機でそれぞれ5回の「パイロット体験」を終了すると、「F・S(フライト・シミュレーター)パイロット認定証」が発行します。頑張ってください。次回の「パイロット体験」は、6月22日です。

「ブリタニア号の乗車会」の中止に伴って、「浮かぶサイコロ」の工作も行いました。写真の「チーバくん」と「タリップくん」はどう見えますか。四角い箱のように見えませんか。実際は箱の6面のうちの3面しかありません。箱の手前の角は、手前にあるのではなく実際には奥の角なのです。皆さんは、サイコロが浮かんで見えましたか。

不思議な科学現象、発見・発明を実験を通して紹介する「サイエンスステージ」では、世界の科学的な発明や発見を実験とエピソードを交えて楽しく演じる「人形劇」を行いました。「キューリー夫人」や「エジソン」の紹介がありましたが、「落下の法則」を発見した「ガリレオ」の回には「タリップくん」も登場しました。

千葉県立現代産業科学館は、開館から25周年を迎えました。これからも、皆様に最新の科学技術などの紹介をするとともに、サイエンス広場のオブジェ「好奇心の門」「不思議のたね」が示すように、お子さんたちに科学に興味を持っていただけるようなイベントなどを行って行きたいと思います。ご来館をお待ちしております。これからもよろしくお願いします。