「バイオカフェ」を開催しました

今年の「バイオカフェ」は「風邪に負けない“最強の手洗い”伝授します」です。

お茶など飲みながら気軽に科学を語り合う「サイエンスカフェ」のバイオ版が、「バイオカフェ」です。「くらしとバイプラザ21」と連携して実施しました。

今回のテーマは、インフルエンザの流行が話題となるこの時季にピッタリの「風邪に負けない“最強の手洗い”伝授します」でした。皆さんしっかり最強の手洗いをマスターされたようです。

お話の前に、地元出身の「本郷海音」さんと「大和久加奈」さんのクラリネットとテナーサックスの演奏を聴いて、リラックスした雰囲気になりました。

管楽器の音色に癒されたところで、本題のお話に移ります。

今回のテーマは、これから流行するであろう風邪対策として、「風邪に負けない“最強の手洗い”伝授します」ということで、講師は丸石製薬株式会社感染症対策コンシェルジュの「和田祐爾」さんです。

お話は、「風邪(インフルエンザ)ってどうしてうつるの?」「風邪は本当に予防できるの?」「うがいや手洗い、マスクは効果があるの?」から始まりました。お話に対して参加者からの質問も随時受け、回答しながらわかりやすく説明していただきました。

そして、「手洗いをしてみよう」「自分の手はきれいになっていた?」「きれいな手になるためには、何に注意すれば良い?」ということで、いよいよ実際に手洗いの実験です。

まず、手に蛍光塗料が入ったクリームを塗り、ブラックボックスの中に手をかざして手に付いたクリームを確認してから、石鹸で手洗いをしました。

その手を再びブラックボックスの中にかざして、クリームがどれだけ洗い落とせたか見ることで、普段の手洗いで汚れがどれだけ落ちていたのかを確認していただきました。「ほら、ここに残っていますね」「きれいに落ちていますね。手洗いが上手ですね」中には、指摘されたところをもう一度洗い直し、再度ブラックライトを当てている方もいました。実際の手洗いを通じて、「風邪に負けない“最強の手洗い”」をマスターしていただけたようです。

和田先生からの「テイクホーム・メッセージ」は

「風邪やインフルエンザは、治す努力をする前にかからないように努力すること。そのためには、まずは手洗い。自分のために、大事な人のために、、、」というものでした。

和田先生、「くらしとバイオプラザ21」のみなさん、「風邪に負けない“最強の手洗い”伝授」ありがとうございした。