科学館わくわく教室「オリジナルスノードームをつくろう」

人形とキラキラパウダー、そして自分で作った雪をビンの中に入れて、「オリジナルスノードーム」をつくりました。


ビンの中の小さな雪国。白い「人工イクラ」やキラキラパウダーがゆっくりと落ちるようすが、まるで雪が降っているように見える「スノードーム」をつくりました。


この日も受付開始前から行列ができ体験希望者が予定人数を超えましたので、抽選となりました。多くのお子さんに自分で科学を体験してほしいので、体験人数の枠を増やして対応しましたが、それでも抽選に漏れた方には申し訳ありませんでした。

体験学習室は、付き添いのご父兄の方々も含めていっぱいです。テーブルの上には、ビンや水、それに人形などの材料が並んでいます。


つくり方は、はじめに自分の好きな人形を選び、フタの裏のスポンジに接着剤で固定します。次に「雪」を科学的につくります。いわゆる「人工イクラ」です。「人工イクラ」は指でつまむと弾力があり、本物のイクラそっくりです。今回は「雪」に見えるように白色に着色しました。ビンの中には合成のりと水を入れます。のりと水の割合で、「雪」の降る速さが変わります。


ビンの準備ができたら、中にお好みのキラキラパウダーを何種類か入れます。そして、「白色の人工イクラ」も入れます。この時、表面に浮いたキラキラパウダーはなるべく沈めます。最後に、ビンの中の空気をなるべく少なくするため、水をいっぱい入れ、人形下部のスポンジにも水をしみ込ませてからフタをします。ビンの中に空気が入っていても問題はありません。それを「天使の輪(エンジェルリング)」と呼ぶ方もいるようです。


今回、中に入れる人形は、雪だるま(赤・青)、サンタクロース、富士山、シロクマなど14種類準備しましたが、12月だからでしょうかサンタクロース、雪だるま(赤・青)を選んだ方が多かったようです。

今年度は令和2年2月1日(土)にもう一度「オリジナルスノードームをつくろう」があります。今回抽選から外れた方は、次回をお楽しみに!また、今回工作できた方は、次回は別の人形で作ってみませんか?来館をお待ちしております。