科学館わくわく教室「素敵なアクセサリー『マクラメ』をつくろう」

紐とビーズでマクラメを編んで、素敵なブレスレットをつくりました。

当館において、中学生の技術・家庭科の作品展が開催されていることに合わせて、手芸的な体験工作の「マクラメ」をつくりました。

「マクラメ」とは、古くから世界に広まっている複数の紐を装飾的に編む技術のことです。今回は、紐はちょっと太めと細いものの2種、それに合わせてビーズも2種類準備しました。また、簡単な編み台も準備しました。

「編み台」に紐を引っかけるための「くし」をセットし、そこにビーズを通す紐を引っかけます。お好みのビーズを通して完成形を考えます。次に、編んでいく紐を結びます。今回作る「マクラメ」はブレスレットにするので、最後のビーズを引っかけるための隙間を残しておきます。これで準備ができました。

今回は「平結び」で編んでいきます。まず、紐で円を作るようにビーズを通す中心の紐の上に置き、その上に反対側の紐を置いてそのままその紐を反対側の円の下から通して締めれば一目ができます。続いて、反対側の紐を円にして一目と同じ作業を繰り返しせば二目ができます。

この作業を繰り返し、お好みでビーズを組み込んで編んでいけばビーズが入った「マクラメ」になります。

「マクラメをつくろう」は、大人の方でも参加できる工作教室でしたので、お父さん、お母さんも一緒に「上から、上から、下から」を繰り返していました。慣れてくると、スムーズに早く編めていました。細い糸を選んだ方は少し大変だったかもしれません。ある程度の長さを編むには少し時間がかかりますので、集中力も必要になります。編み方を覚えれば自宅でも作れますね。

自分で選んだ紐とビーズ編み上げたオンリーワンの「マクラメ」の完成です。早速、出来上がったブレスレットを腕に巻いて「できました!」

今回も、「ちびっこ博士」が誕生しました。次回の「科学館わくわく教室」は、26日(日)の「モーターパラパラアニメ」です。参加をお待ちしています。