科学館わくわく教室「オリジナルスノードームをつくろう」

大人気の「オリジナルスノードームをつくろう」を実施しました。

今回の「科学館わくわく教室」は、ビンの中に人形とキラキラパウダー、そして自分で作った「雪」を入れて、オリジナルの「スノードーム」を作りました。

工作体験希望者が定員を超えたので抽選となりました。定員を増やして対応させていただきましたが、ご覧のように体験学習室はいっぱいです。抽選に漏れた方申し訳ありませんでした。

「スノードーム」の作り方の概要は、前回(昨年12月10日報告)も紹介しましたので、今回は「人工いくらの作り方」と「グルーガンの使い方」の紹介です。

「人工いくら」は、ストローで「アルギン酸」を「塩化カルシウム液」に落として作ります。低い所から落とすと尻尾が付いたようになりがちのようです(写真:左下)。ある程度、上から落とした方がきれいな「雪」になるようです。みんなは、まん丸のきれいな「雪」ができたかな。

DIYや手芸などが趣味のお父さん、お母さんにはお馴染みかもしれませんが、接着に「グルーガン(ホットボンド・ホットメルト)」を使いました。「グルーガン」は、特殊なステック状の樹脂を高温で溶かして接着する道具です。今回の工作教室の対象は小中学生で、年齢制限があるのは「グルーガン」を使用するためです。火傷や事故の恐れがあるので年齢制限を設けています。ご理解の上ご了解願えればと思います。
今回の体験では、ビンの蓋の内側に人形を貼り付けるための接着剤として使いました。底が抜けている人形や、底が狭い人形もあったので、「グルーガン」が大活躍です。

人形が付いた蓋を"しっかり"締めて完成です。今回使用したビンは、ジャムのビンの蓋の要領で4分の1回転ほどで「ガチッ」と締まります。しっかり締めないと、できあがった時に蓋の部分が下になりますので水が抜けることになります。ビンの中の「のり」を溶かした水溶液には、たくさんの種類から選ばれた人形、キラキラパウダー、そして自作の「雪」が入った「オリジナルスノードーム」が完成しました。

今回も「ちびっこ博士」が誕生しました。工作教室の参加ありがとうございました。また、スタンプを集めてください。

風邪やインフルエンザが流行ってきましたが、皆さんはいかがですか。当館では昨年11月9日に「バイオカフェ」「風邪に負けない"最強の手洗い"伝授します」を実施しましたが、この時期に開催してもよかったのかとも思っています。外から帰ったら「石鹸で手洗い」です。指と指の間、手首等、時間をかけてしっかり洗ってくださいね。