チョコレート風アクセサリー、パイロット体験、公開講座「素粒子」、単位認定支援事業閉講式を行いました。

暦の上では春を迎えましたが、本格的な冬の寒さです。風邪やインフルエンザには注意しましょう。現産館ではいろいろな工作や体験などが行われました。

2月8日(土)には、チョコレート風アクセサリーつくり、パイロット体験、公開講座「素粒子」、そして単位認定講座の閉講式といろいろなイベントがありました。

【お楽しみワークショップ「チョコレート風アクセサリーをつくろう」】

2月14日はバレンタインデーということで、この日の「お楽しみワークショップ」は、「チョコレート風アクセサリーをつくろう」を行いました。「型」にグルーガンでチョコレート色の溶けた材料を流し込み、3分ほど待ちます。固くなったら「型」から外してキーホルダーを引っかける金具を取り付ければ、チョコレート色の「くま」のキーホルダーの完成です。「型」からはみ出した「バリ」はお好みで切り取ります。

今回もたくさんの子どもさんに、かわいい「小さなくまさん」のキーホルダーを作っていただきました。

 

【パイロット体験】

この日のパイロット体験は、定員オーバーのため抽選となりました。漏れてしまった方、申し訳ありませんでした。今月は15日、22日、29日の土曜日にもパイロット体験を行います。ご来館をお待ちしております。
パイロット体験が初めての方は、プロペラ機でのフライトとなります。5回のフライトでプロペラ機操縦の「F・S(フライトシミュレーター)パイロット」に認定されると、次にジェット機でのフライトになります。是非、「F・Sパイロット認定」を目指してください。

今回のフライトは、初めての方が多かったようです。初めに操縦の説明を受け、早速テイクオフ!羽田空港を飛び立ちスカイツリーを目指します。皆さん真剣です。操縦かんを引き上げて、自分の操縦で大空に上がります。右旋回の時には、自然と体も右に倒れていました。

 

【公開講座「素粒子~小さな素粒子についての大きな疑問~」】

今年度5回目の公開講座「素粒子~小さな素粒子についての大きな疑問」を開催しました。今年度の公開講座は、今回が最終回となります。
講座は、いつものように前半は講義や実験で「素粒子」を勉強しました。

後半は、「素粒子」に関する展示を中心に館内を見学しました。
「先端技術への招待」コーナーに、「スーパーカミオカンデ」で使われているものと同じ「光電子増倍管」が展示されています。「スーパーカミオカンデ」の水が入った大きなタンクには、この「光電子増倍管」が11,129個並べられているそうです。その隣には、東京大学宇宙線研究所の協力により「スーパーカミオカンデ イベントディスプレイ」が設置されています。たった今、岐阜県飛騨市の神岡宇宙素粒子研究施設で「光電子増倍管」がとらえた光の情報を表示しており、「スーパーカミオカンデ」のデータをリアルタイムで見ることができます。「ニュートリノ」は、一日に約30個程度観測されるそうですが、今観測されている情報をあなたの目でお確かめいただくことができます。

 

【単位認定支援事業】

今年度の「単位認定支援事業」は5月18日に開講し、座学だけではなく工作体験や博物館イベントの参加など14回の講座を実施してきました。この日は、講座の後に閉講式が行われました。受講した皆さんは博物館活動について理解が深まったと思いますし、小学生など小さな子どもたちへの接し方などの体験もできたことと思います。お疲れさまでした。