公開講座の今回のテーマは「コンピュータ」でした。昨年夏に役目を終えたあのスーパーコンピュータ「京」が、まもなく当館でも見られます。
公開講座の行われた18日(土)の昼頃に、雪が降りました。少し雨混じりで時間も短かったので積もることはありませんでしたが、とても寒い一日でした。そんな日にもかかわらず、公開講座には事前申し込みをされた方などが熱心に参加してくれました。
講義では、計算する道具としてローマ時代の機械やそろばんなどが紹介をした後、コンピュータへの命令はオンとオフ、すなわち0と1の二進コードで行われることなどコンピュータを動かす方法や計算の仕組みなどの説明がありました。
講義後には、コンピュータのマザーボードなどにも触れていただき、解説ツアーでは、「先端技術への招待」コーナーのコンピュータ関連の展示などを中心に見ていただきました。プログラミングの勉強ができるアルゴブロックでは、子どもたちが遊び感覚で楽しそうに目的地に移動するための動きを考えていました。
昨年夏で役割を終えたあのスーパーコンピュータ「京」の一部が当館にも寄贈され、3月から一般展示が予定されてます。現在、プレ展示としてパネルと画像による「スーパーコンピュータってなんだろう?」の展示が行われています。
最後に、「キュベット」によるプログラミングを体験して、公開講座「コンピュータ」の回は終了しました。
今年最後の公開講座、第5回目「素粒子」は2月8日(土)に開催予定です。事前の申し込みを受付けております。(TEL:047-379-2005)