円筒容器の壁をつたってらせん状に水をながすことで、うずまきが発生します
「創造の広場」のこの装置は、円筒容器の壁をつたってらせん状に水を流すことで、「うずまき」を発生させる装置です。「うず」の中心部にできた小さな空どうは、しだいに遠心力によって拡大していきます。中心部の空どうとそのまわりの水との境目では、光が反射されるために輝いて見えます。らせん状の水の流れによって発生した「うず」のようすがはっきりと観察できます。
円筒容器の壁に沿うように水を入れ、下方の栓(弁)を開けると水は栓に向かって一定方向に動き始めます。
徐々に容器内の水が回転し中央に「うず」ができ、その「うず」の空どうが次第に下方に伸びます。
下方の栓(弁)を開けると、水は栓に向かって集まりいろいろな方向の水がぶつかり合うことで一定方向に回転するようになります。
栓(弁)を閉じると、回転が弱くなり「うずまき」も短くなって、最後にはなくなってしまいます。
この装置の前に置かれている体験用の小さな用具を使うと、自分で「うずまき」をつくることができます。是非、挑戦してみてください。