おうちでつくってみよう(12)

パワーアップして帰ってきた「ゴムコップ」をつくろう

 紙コップと輪ゴムを使った工作「ゴムコップ」は、「おうちでつくってみよう」の(6)と(7)で紹介してきましたので、今回が3作品目となります。そこで、工作名は「かえってきたゴムコップ3」です。作り方は簡単です。前回よりさらに科学力が強くなった「ゴムコップ」をお楽しみください。(つくり方のダウンロードはこちらから(623KB)(PDF文書)

うまく飛びましたか。ゴムの力で飛び出したコップは回転しながら大きなカーブを描いて上に向かい、勢いがなくなると前方に落下したと思います。ゴムの巻き方を反対にして飛ばすと急に落下します。
「ゴムコップ3」は輪ゴムの力でコップが回転してカーブを描いて飛びましたが、サッカーボールではボールの蹴り方で回転させてカーブのかかった軌道でゴールを狙い、野球ボールでは投げ方で回転に変化をつけて変化球を投げます。
「サッカーボール」「野球のボール」それに「ゴルフボール」「ピンポン玉」などが曲がったりするのも、「ゴムコップ3」が大きなカーブで上向きに飛んだのと同じ「マグヌス効果」によるものなのです。