開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く-むすばれる人、つながる時代—」
近代洋画の先駆者として知られ、日本画や工芸、図案など多様な分野でも活躍した浅井忠(1856-1907)。昭和49(1974)年の開館以来、千葉ゆかりの作家として浅井の作品収集及び調査研究につとめてきた当館は、約200点の作品と絵葉書等約1,500件の関係資料という、日本有数の浅井忠コレクションを有しています。本展は、合計350点以上の浅井忠作品・研究資料を一度に見ることのできるまたとない機会となります。
開館50周年を記念し企画された本展では、当館が所蔵する4つの日記 ―「筑波日記」、「従軍日記」、「巴里日記」、「フォンテーヌブロー日記」― を軸に、当館所蔵の浅井作品を一挙公開、他館からも作品を借用してご紹介します。さらに、工部美術学校在学時のデッサンやフランス時代の句集「寒月・水仙」、浅井が様々な人と交換していた絵葉書や書簡といった貴重資料の一部を作品とともに展示することで、その多岐にわたる活動に隠された、知られざる人物像に迫ります。
会期 | 令和6年10月30日(水)〜令和7年1月19日(日) |
開館時間 | 午前9時〜午後4時30分(入場は午後4時まで) |
会場 | 千葉県立美術館 第1・2・3・8展示室 |
休館日 |
毎週月曜日 |
入場料 |
一般1,000円 高大生500円 |
関連事業
(1)連続講演会
会場:千葉県立美術館 講堂
定員:180人
申込方法:当日受付、先着順
聴講料:無料
日時:11月16日(土) ①13:00~14:30 / ②15:00~16:30
12月8日(日) ③13:00~14:30 / ④15:00~16:30
講師:①河上眞理氏(京都芸術大学芸術学部芸術教養センター教授/
大学院芸術研究科 芸術専攻(博士課程)専攻長
②並木誠士氏(京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
③佐藤道信氏(元東京藝術大学美術学部芸術学科教授)
④中松れい(千葉県立美術館副館長)
(2)ファミリーツアー with 館長さん「浅井忠さんにあいにいく」
講師:貝塚健(千葉県立美術館館長)
日時:11月10日(日)/ 12月15日(日) 各日10:00~
会場:千葉県立美術館 展示室
定員:10組
対象:小学生とその家族(中学生以上や未就学児がいても可。血縁関係は問わない)
申し込み方法:事前申込
参加費:小・中学生無料、引率者は要入場券
(3)関連ワークショップ「浅井忠の教科書にチャレンジ」
日時:11月9日(土)/ 12月7日(土) 各日13:00~15:00
会場:千葉県立美術館 第2アトリエ
定員:20人
対象:小学生~一般
申し込み方法:事前申込
参加費:未定
*イベント内容及び定員は変更となる可能性がございます。
*イベントの詳細については、当館ホームページで随時お知らせします。