魅力ある屋外彫刻エリア

みちのにわ

令和5(2023)年4月1日、県立美術館の芝生広場の一部に、屋外テーブルとしても利用できる全長約70mの “リボン” とアート遊具 “木のかたまり” を設置した憩いの空間 “みちのにわ” がオープンしました。

“リボン” は、テーブルやイスとしての利用のほか、登る、歩くなど、利用される方が思い思いに楽しむことができる帯状の構築物です。

“木のかたまり”は、千葉県産の伐採樹木を加工したもので、座る、並べる、転がすなど、遊びながら木の大きさや重さ、手触りを体感することができるアート遊具です。

千葉みなとを訪れた方々に、気軽に美術館に足を運んでいただき、アートを体験していただけるよう、隣接する千葉ポートパークから美術館敷地内へとつながる連絡通路もあわせて整備しました。


屋外彫刻

千葉県立美術館には、さまざまな屋外彫刻があります。

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代表的な屋外彫刻

千葉県立美術館には、さまざまな屋外彫刻があります。


田中毅

『草枕の旅』

制作年:1993
その他:
場所:第5展示室 前

「左はスーパーマンのような虫で『つよむし』といいます。右はよろいをつけた虫で『よろい犬』といいます。どちらの虫も敵を恐れずに戦い、風雨にさらされながらも、住みよいところを求めて旅をしてきました。ちょうど今、この辺りはどうだろうか?と、見渡している所です。」(作者のことばより)


中岡慎太郎

『FANTASY』

制作年:1993
その他:
場所:みちのにわ

これはなにもの・・?宇宙人? 妖怪? 古代人?
こわい? かわいい? さわるとどんな感じ?
当美術館の人気者です。名前を付けるとすれば、どんな名前が似合うでしょう?
台座が無く、芝生と同じ高さに置かれているので、一層したしみやすさを感じます。


木村賢太郎

『海』

制作年:1980
その他:
場所:正面入口

木村賢太郎の彫刻は、当館の野外に全部で8つあり、それぞれ不思議な形をしています。これは、その中でも最も大きい作品で、高さは3m10cmあります。
石の形をすっきりと整理して作っていくのが木村賢太郎の彫刻の特徴です。硬い石だけど、よく見ると角に丸みがあって、形もふっくらと膨らんでいて、そっと触れてみたくなります。