開催終了
展覧会
本展のみどころ
ロッカクアヤコ《Untitled》2020年
1.世界的に評価を受けるロッカクアヤコの国内公立美術館で初の大規模な作品展
2.未発表の作品を中心に、最新作約160点を展示
3.千葉県立美術館の広い展示空間を生かした7mの大作
4.「形」にこだわった新しい試み
(1)展示室を浮遊する「宇宙戦争」
(2)自然の風合いとカラフルな色彩が響き合う一輪挿し「フラワーベース」
(3)アダチ版画研究所とのコラボレーションによる木版画作品
概要
作品制作風景
ロッカクアヤコ(1982年~)は千葉市出身のアーティスト。20歳頃から独学で絵を始めて、絵筆を使わず手に直接絵の具をつけて、段ボールやキャンバスに描く独特のスタイルを確立します。村上隆氏の主宰するアート・イベントGEISAIに参加し、2006年にスカウト賞を受賞して以降評価を高め、2011年、オランダのクンストハル美術館、2012年、スロバキアのメレンスティーン・ダヌビアーナ美術館でそれぞれ大規模な個展を開催。世界的に注目を集め、アムステルダム、ベルリンを経て、現在はポルトガルを拠点に活動しています。
ロッカクは初期から一貫して、手の直接の手触りの中でイメージを発見し、勢いある自在なタッチとネオンカラーのカラフルな色彩により、どこともつかないランドスケープを漂う大きな目の少女を描きます。背景の色彩はどんどん溢れ出るように動きを増し、みずみずしい輝きを放つ色彩世界を作り出します。
さらに、ロッカクは本展で、宇宙戦争をテーマにしたシェイプド・キャンバスシリーズや、フラワーベースなどさまざまな「形」に取り組み新たな境地を見せます。
本展は、当館での滞在制作を含む未発表の新作約160点で構成する、国内の公立美術館では初の大規模な作品展です。
※「魔法の手 ロッカクアヤコ作品展」の小冊子につきましては、予約販売を受け付けていたところですが、諸般の事情により、当面の間、予約販売受付を中止いたします。
再開の時期や今後の販売方法等につきましては、追って当館ホームページでお知らせいたします。
主な展示作品
ロッカクアヤコ《Untitled》2020年
ロッカクアヤコ《Untitled》2020年
ロッカクアヤコ《宇宙戦争》2020年
ロッカクアヤコ《宇宙戦争》2020年
ロッカクアヤコ《フラワーベース》2020年
主催 | 千葉県立美術館 |
特別協力 | GALLERY TARGET |
協力 | ペリエ千葉 |
日時 |
令和2(2020)年10月31日(土)〜令和3(2021)年1月11日(月・祝) 9:00〜16:30 |
会場 | 第3・8展示室 |
入場料 |
<コレクション展・魔法の手 ロッカクアヤコ作品展共通> ※文化の日(11月3日)は入場料が無料となります。 |