| 雲南の地衣類Lichens of Yunnan, China | |||||||
| 7.雲南の自然,人々 | |||||||
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| (6)朝食は米の麺で | |||||||
春の展示「雲南の地衣類」の開催が計画に上った後,2006年の調査の時から,食事の写真を撮るように務めました.調査の時は,地方地方の食堂で食事をとります.どこにするかは,これらの調査では,ドライバーに委ねていました.各地を旅した経験のある彼らは,良い選択をしてくれると期待されています. 食事は基本的には中華料理の一種と言って良いでしょう.基本的には,油をたっぷり使った炒め物が多いのですが,味付けには,唐辛子と花椒をよく使います.四川料理ほどではありませんが,基本的には辛いものばかりです.雲南料理という言葉はあまり聞きませんが,きっと,他とは違うと特徴があるものと思います. 雲南の食事を代表する料理の一つが,米の麺です.大きく分けて,米線(ミーシェン)と洱絲(アールスー)があるようです. |
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| 米線(ミーシェン)と洱絲(アールスー) | |||||||
雲南では,北西部の山岳地帯を除くと,朝食に米の麺を食べることが多いようです. 代表的なのは,米線(ミーシェン)と洱絲(アールスー)です. 洱絲(アールスー)は,炊いた米を練って餅状にしたものを切って麺にしたものです.ベトナムのフォーなどと同じようにチュルチュルとした食感の平たい麺です.米粉を練って薄く延ばしてから切った麺で,洱絲に食感が似ている,米干(ミーガン)という種類の麺もあります. 米線(ミーシェン)は,断面が丸い麺で,太さは細めのうどんくらいです.洱絲とは違って,発酵させるのだそうです.食感が「つるつる」という表現をされることがありますが,それは誤りです(むしろ洱絲のほうです).プリッとした感じで,他に比べようがない独特の食感です. 昆明市内には,過橋米線(グォチャオ ミーシェン)という有名な米線料理がありますが,高級店でのみ扱っているので,調査旅行とはほぼ無縁です.一般の米線は,ごくシンプルで,丼に,ゆでた麺と,辛い味噌(唐辛子や豚ひき肉などと炒め),ほとんど味のないスープ(あるいはただの湯)を入れて提供され,客は,配膳テーブルの上に並んだ様々な薬味を載せて混ぜて食べるという方式です.雲南で辣醤(ラージャン)と呼ばれている辛みそ(花椒も入っている)と,香菜(シャンツァイ.つまりコリャンダー)は定番です.洱絲(アールスー)も食べ方はほぼ同じです. 中国の朝食は,粥や豆乳が定番という印象かも知れませんが,雲南では,このような米の麺を食べるのが一般的のようです(チベット族の住む地域は,米が作られないので,例外). 王さんによると,昆明の人が省外に出ていて帰ってきたときには,最初に米線を食べて,やっと雲南に帰ってきたのだと実感するのだといいます.雲南調査に繰り返し出かけた原田も,2度目となる2003年の滞在時にとりこになり,それ以来,朝食は米線を求めるようになりました.
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| 調査旅行中の朝食: コメの麺 | |||||||
調査旅行中の朝食はほぼ毎日がコメの麺です.宿泊したホテル内の1階であったり,街中にもたいてい朝食を提供する店があります.原田は,この米線の独特な食感がとても気に入り,米線を注文していました.ときに米線がない店では,洱絲を食べることもありました.(洱絲と米干の区別ができない) |
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街には米線を売る店があって,家庭で食べるときにはそこから買ってきて調理すると聞きました.
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