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| 雲南の地衣類Lichens of Yunnan, China |
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| 7.雲南の自然,人々 |
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| (7)昼食・夕食と食材 |
雲南の食事は基本的には中華料理の一種で,油をたっぷり使った炒め物が多く,味付けには,唐辛子と花椒をよく使うため,四川料理ほどではありませんが,基本的には辛くなっています.
春の展示「雲南の地衣類」の開催が計画に上った後,2007年の調査の時から,食事の写真を撮るように務めました.このときから,食事の写真が一気に増えました.ここでは,旅行中に食べた昼食・夕食,また,その食材について紹介します.
地方都市のごく普通の食堂といった場所が食事場所となります.さあ,どんな食事をしたのでしょう?
A.まず中西部の大理をスタートし北へ,剣川,麗江,更に山を登ってチベット族の香格里拉(中甸)へと進みます.
B.次いで,大理あるいは麗江付近から西へ,維西,また,雲竜付近を尋ねます.
C.新平(昆明から南西方向)
D.西双版納(シーサンパンナ)付近(雲南省南西部の亜熱帯地域周辺)
E.元陽(昆明からほぼ真南)
F.昆明市内
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| A-1.大理(だいり.ダーリ) |
大理の街の東には湖,西には山が迫っています.訪れた食堂は,湖の幸をふるまうことで知られているようですが,山の幸も豊富です.
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大理北郊の大きな食堂.「白族風味(白族風の料理)」,「酸辣豆腐魚(酸っぱくて花椒がきいて辛い,豆腐と魚の料理)」「清湯豆腐魚(透明なスープ入りの豆腐と魚の料理)」が名物のようだ.2007年10月12日. |
まず厨房に入って食材をみながら注文する.(このときの料理の写真は撮らなかった.帰りにも寄るので,その時の写真をお待ちください) |
1994年に立ち寄ったのは,たぶん同じ店だろう.中央には白族の民族衣装の女性がいる. |
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2007年10月20日,帰り道に寄ったとき.まず厨房へ. |
中央はカブトゴケ,左上は豆腐(湯葉),左右はクワイ. |
4人の食事.ふつうは5品程度.スープは必ずつける.左手前はチーズの揚げ物,手前はシロアリタケの炒め物.名物の魚料理という気分ではなかったようだ. |
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ちょろぎの炒め物. |
食材のちょろぎ.ウメノキゴケの仲間には,「ちょろぎ細胞」というのを作る種類があるが,ちょろぎに馴染みがない者が多い.生のちょろぎを見たのは原田は初めてだった. |
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2006年8月29日,夕食.大理古城内の食堂.店の前に並ぶ食材. |
シジミ,タニシ,カラスガイのような,洱海で採れとみられる貝,蒼山で採れたとみられるキノコの数々.. |
左手前はカブトゴケ,中央はカラタチゴケ. |
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洱海は水草も多く,ヤゴがたくさん取れるのだろう.ヤゴは唐揚げにする.不味くはないが,トゲトゲしたお尻が固い. |
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| A-2.剣川(けんせん.チェンチュアン) |
剣川の近くにある湖,剣湖で採れた魚は定番のようです.
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2007年10月12日,夕食.
左はレンコンの炒め物.右手前は小魚と豆腐のスープ. |
豆腐と小魚のスープ.ドジョウのようにも見える.柳川鍋のよう. |
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| A-3.麗江(れいこう.リジャン) |
麗江も剣川と同じように,周辺には湖沼があり,小魚が採れるようです.
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2007年10月18日,夕食.中央は,鶏の炒め物.基本的には骨付き.多量の唐辛子と炒めている. |
10月19日,知り合いのドライバーも加わり,5名での夕食.右手前はツルムラサキか. |
小魚を,ショウガのスライス,唐辛子と一緒に挙げて味付けしたようだ.麗江にも大きな湖がある. |
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| A-4.香格里拉(シャングリラ)=中甸(ちゅうでん.ジョンディァン) |
チベット族の住む地域ではお米は取れないため,麦を用いた料理や,ヤクの肉やチーズを使った料理が多くなります.
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2007年10月13日,昼食.
右手前はヤクのチーズの料理. |
まるで茶碗蒸し.でも巨大. |
同じ日の夕食.寒いので鍋. |
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2007年10月14日,夕食.
土鍋の炊き込みご飯? |
15日の夕食.寒いので火鍋. |
火鍋からとったら,これに浸けて食べる.
ラージャン(花椒を含む)をスープで割ったもの. |
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16日の夕食.再び火鍋. |
追加する食材はワゴンから選ぶ. |
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| B-1.維西(いせい.ウィシー) |
維西は大理や麗江よりも西寄りの街です.この季節には,蜂の子や自然薯,きのこが楽しめるようです.
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2007年10月17日,夕食.
中央は自然薯のスープ.
手前は蜂の子の唐揚げ. |
鶏ときのこのスープ.
シロアリタケだったかもしれない. |
蜂の子の唐揚げ.ビールに合う. |
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その昔,中国のビールと言えば青島(チンタオ)ビールだけだっと思っていたが,1994年に初めて来た時から,雲南では「大理美啤酒」のほぼ一択だった.2007年の頃には「瀾滄江啤酒」が人気になっていた. |
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2007年10月17日,以西の北方の小さな町で昼食.
店内の食材ケース. |
メインの食材は,雲南で食べられていることがこのとき判明した,樹髪(バンダイキノリ).
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味付け中.たぶん,酢を加えるところ. |
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出来上がった樹髪の冷菜.白く長いのは
ドクダミの根(薬味としてよく使われる),
短いのはネギ,黒いキクラゲ.酢,
唐辛子などの味付け.今まで食べた
地衣料理で一番おいしかった. |
これで全て.
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| B-2.雲竜(うんりゅう.ユンロン) |
訪れた10月はシロアリタケの季節でした.
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2007年10月20日,夕食.厨房へ.
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シロアリタケ.王さんによると,
一番おいしいキノコだという. |
シロアリタケの炒め物. |
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薄暗い食堂.
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中央は,スープに唐辛子をいれたもの.
汁ものの具の味付けは,たいていこの
ような辛いもの.通常はラージャン
(花椒入り)を汁で割って作る. |
今夜も蜂の子のから揚げ.既にさなぎに
なったもの. |
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2007年10月21日,昼食.
厨房で注文. |
傘が大きく広がったシロアリタケ.
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これで4人分.右手前のピクルスの,大きく赤いのは唐辛子. |
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| C-1.新平(しんへい.シンピン) |
雲南のやや南部の新平での最初の食事では,ワラビや,高菜の漬物など,意外なものでした.
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2009年2月3日,新平東部での夕食. |
右はワラビの炒め物. |
左は高菜の漬物が使われている. |
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左写真中央のボールにはメインの魚.それを取って,取り鉢(右写真)のつけ汁につけて食べる.
つけ汁は,ボールから取った汁に,「辣醤」(花椒が入っている),香菜,ネギなどを入れて作る. |
2009年2月4日,新平西部での昼食.
地元の方々と. |
大きめの取り鉢. |
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2009年2月4日の夕食も,地元の方々と.
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キュウリの冷菜は,酢と「辣醤」
(花椒が入っている)などが入った
雲南では一般的な味付けでおいしい. |
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| C-2.哀牢山の峠の食堂 |
峠の食堂では,コンニャクの料理を食べました.
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崖には「金山Y口」(金山峠)の赤い文字,
店には「古道通天閣」の看板.
2009年2月5日. |
中国では定番の,トマトと卵の炒め物もある. |
雲南にはコンニャクもあるのか. |
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| C-3.普洱(プーアル)と周辺 |
原田が2005年に訪れたときにはまだ,この地方の中心都市である思茅(スーマオ)の郊外にあった小さな村の名前が普洱でした.
しかし2009年に訪れたときには,思茅(スーマオ)が普洱に改名していました.
プーアル茶が有名になったことから,その恩恵にあずかろうということのようです.
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2009年2月5日,夕食. |
中国では定番の,トマトと卵の炒め物もある. |
雲南にはコンニャクもあるのか. |
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2009年2月6日,昼食.厨房の食材. |
厨房. |
離れの個室へ. |
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2009年2月5日,夕食. |
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| D-1.西双版納(シーサンパンナ) |
雲南の南西部の亜熱帯の地です.他の地域とは少し違う食材が現れます.
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左手前はバナナの揚げ物. |
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2009年2月8日,夕食. |
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汁物は基本的に味付けは薄い.スープで「辣醤」(花椒が入っている)を溶いたつけ汁につける. |
2009年2月9日,昼食. |
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2009年2月9日,夕食.食材を見て,
注文. |
足下にはタウナギと蛙. |
左奥は冬瓜の炒め物. |
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| D-2.臨滄(りんそう.リンツォン)付近 |
西双版納より北,大理よりもずっと南に位置する,瀾滄江沿いの地域です.
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2009年2月10日,
小さな町の食堂で昼食. |
スープはカボチャ.中央は,
ジャガイモ千切りの揚げ物. |
カボチャ用のつけ汁には,醤油らしきものが入っている. |
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米櫃.ふたが良いですね. |
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左手前はツルムラサキ,右手前はソラマメ. |
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2009年2月10日,夕食. |
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2009年2月11日,烏木竜と呼ばれる小さな村の食堂で昼食. |
厨房で注文.壁にはハムが掛けられている. |
手前はハム,右は空心菜,左は唐辛子.コップには緑茶. |
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2009年2月11日,夕食. |
奥のピクルスは,人参と唐辛子. |
豚肉の炒め物. |
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2009年2月12日,瀾滄江沿いの店の
テラス席で昼食. |
テラスから見える厨房. |
小魚の唐揚げがメインか.ソラマメ,大根のピクルス.ヒマワリの種は付きだし(無料). |
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| E.元陽(げんよう.イェンヤン): 南部 |
世界的に有名となった棚田地域の麓の街です.この地域では,樹花(カラタチゴケ)を食べることで知られています.
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2005年1月15日.山の麓の街の食堂で昼食.厨房で食材を見ながらの注文. |
バットの中は,左が樹花(カラタチゴケ),右がタニシ. |
樹花の炒め物. |
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| F.昆明(こんめい.クンミン) |
昆明は雲南省の省都であり,中心的な都市となっています.様々なレストランもあるようですが,調査旅行で訪れる場所は限られています.中国科学院昆明植物研究所の近くで食事を済ます機会が多くなりました.またそのようなときは,研究所のスタッフなど,王さんの友人たちと大勢でということも度々ありました.
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2007年10月22日,
研究所の知人たちと夕食. |
10月23日,王さんとの昼食. |
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2007年10月22日,
研究所の知人たちと夕食. |
そば粉のパンケーキ. |
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10月27日,王さんの自宅で.
知人たちが料理を持ち寄る.
右の黒いのは赤米(甘い). |
冷米線.ニンニク,「辣醤」
(花椒が入っている),酢などの味付けの
冷製の米線. |
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