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mission

もくてき

目を閉じると聞こえてくる世界。
人から人へ、地域にある豊かな環境を伝えていきます。

 コジュケイのイラストです。 概要

耳をたよりにプロジェクトは、音の学習プログラム

このプロジェクトでは、千葉県内外にて自然の音や地域に響くさまざまな音や環境を録音し、生物音響資料として博物館に収蔵してきました。 資料は、耳でとらえた私たちの環境を未来へ伝えていくためのさまざまな学習プログラムの基礎をなしています。

耳をたよりにイメージイラストです。

また、技術者の支援により、先端的な音声認識技術の粋を集めて、博物館の収蔵資料と識別の手続きに関するノウハウを盛りこんだ生物音声識別装置「ききみみずきん」を導入した、ユニークで楽しい学習プログラムを開発しました。 この装置は、市民参加の自然観察会などで活躍中です。専門家による識別支援がなくても、自然の音を自分たちで聞きわけられるように活用されています。
(企画・運営 大庭照代


環境教育

このプロジェクトで開発・実施している学習プログラムは、1.自然の音をめぐる研究活動、 2.生態園の観察会で培われたノウハウ、3.最先端の科学技術の導入、という3つの要素を礎にしています。そして、自然の音を聞く体験は、子どもの感性を育み、耳から得られる多様な情報に基づいて地域の自然や環境に対する理解を深め、文化や歴史にもふれることにもなります。
千葉県立中央博物館では、音の切り口から子どもの自然・文化体験を促進しています。


自然観察を、もっと楽しく。

「ききみみずきん」導入効果イラストです。 生物音声辞書の説明へ 学習プログラムの説明へ 関連ウェブサイトの紹介へ ききみみずきんの説明へ

野鳥などの自然音を聞く活動は、専門家が少ないためになかなか深められませんでした(図の左)。そこで、「ききみみずきん」を導入すると、専門家の見守りの中で、自然音に集中し、自力で楽しく調べることができるようになりました(図の右)。収集したデータから生物音声データベースを作り、学習用の資料・生物音声辞書・ウェブサイトなどを作成することができます。


子どもたちの未来へ

耳をたよりにプロジェクトは、私たちの耳による聴覚体験を、さまざまな方法と技術を活用して表現し、過去から現在、未来へと伝えていく市民・大学・研究機関・民間企業などが参加する研究活動です。 子どもたちがその耳を十分に使って地域の自然や文化を知り、未来の夢を持つことできるように願っています。 まずは、おとなが聞き、子どもたちと一緒に伝えたい音を確かめあっていくことが大切です。 耳をたよりにプロジェクトが、ごく日常的な音環境体験の共有に始まり、次第に地域の自然や文化を探る「装置」となるように、プロジェクトを進めたいと思います。

シルエット付きボーダー