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people

参加している人々

市民と専門家。
協力し合うということは、プロジェクトの大切な一面です。


これまで参加してくれた人々の感想です。

新しい世界が開けたような気持ちになりました。

トリビアさんの写真です。

私は、1998年より生態園で野鳥の調査とガイドをしています。鳥の姿が見えないとき、声から種類や数を判断するのはなかなかむずかしいものです。そこで、「ききみみずきん」が世界で初めて生態園に導入されたのは願ってもないことでした。私自身、聞こえなかった鳥たちの声が聞こえるようになると、まるで、新しい世界が開けたような気持ちになります。声を聞いて、「あっ、今鳴いているのは○○だ!」とわかるのは嬉しく楽しいものです。そして、その鳥が、いちだんと身近でいとおしいものに思えてきます。皆さんにも鳥を身近に,いとおしく感じてほしいです。

トリビア (千葉県 千葉市)

カワセミの声をキャッチできたときが、いちばん嬉しかったです。

とりぱんさんのイラストです。


私たちは子どもが小学生になった時、生態園でカワセミを見て野鳥観察にはまってしまいました。「ききみみずきん」を知ってからは、姿を見るだけでなく鳴き声を録音するのも楽しみになりました。カワセミの鳴き声をキャッチできたときが、いちばん嬉しかったです。これからもっといろんな鳥の鳴き声を聞いていきたいです。みなさんもぜひ、「ききみみずきん」にチャレンジしてください。

とりぱん (千葉県 千葉市)

身近な土地に、たくさんの鳥が鳴いているので驚きました。

佐々木さんの写真です。

私たちが「ききみみずきん」を初めて知ったのは,文香が小学校4年生ぐらいのときです。もともと鳥が好きでした。姿が見えなくても鳴き声だけで何の鳥か教えてくれるので,便利な機械だと思いました。小学校6年生のときに、千葉市立仁戸名小学校区の鳥を調べました。身近な土地に、たくさんの鳥が鳴いているので驚きました。たくさんの人たちに聞いてもらいたいです。この調査を通してヒヨドリがますます好きになりました。「ききみみずきん」を体験したら,鳥が好きになれるかもしれません。

佐々木明美・文香 (千葉県 千葉市)

耳を澄ませて、聴いて、の、広がり。

ゆきぽんの写真です。

「ききみみずきん」を使って、自然の音のおもしろさを知りました。同じ鳥にもたくさんのさえずりがあるなんて、それまで考えもしませんでした。公民館講座で子どもたちと博物館を訪れ、「とりの声キャッチ名人」を体験すると、私の「おもしろい」が参加した子の「おもしろい」になります。最初から自然の音が好きな子どもは少ないです。でも、終わる頃には鳥や虫、風の音にまで耳を澄ませ、「おもしろかった。次はいつなの?」と帰ります。人は、聞きたい音のために、集中することができます。いい音を知っていると、豊かな気持ちで毎日を過ごせるのではないでしょうか。

ゆきぽん (千葉県 )

場の気配を、旅人の耳で再発見する試みでした。

高橋さんの写真です。

旅先で私たちは周囲を取り巻く音環境を通じ、日常と異なる情緒や気配を楽しむことができます。私は日本サウンドスケープ協会の会員として、このような場の雰囲気を構成する環境音に興味を持っています。香取市 佐原における音環境調査は、ふだん私たちが意識せずに聞いている場の気配を、旅人の耳で再発見する試みであったと思います。フィールドワークと「地域の音が出る地図」の作成を通じて、自分の耳が感じとっていたものを確かめ、最新技術の「ききみみずきん」には鳥の声の多様性を教えられました。それらの発見を参加メンバーと分かち合えたのも楽しい体験でした。

高橋 昭彦 (茨城県 つくば市)

里山の楽しさを深めたいと思います。

郡司さんの写真です。

私は仲間と、香取市の「橘ふれあい公園」の里山「牧野の森」で植物観察会を行い、そこで見られる花192種を「里山花めぐり」という観察ガイドにまとめました。実は植物観察会であっても、いろいろな鳥が現れます。2008年に私が参加した、香取市 佐原の音環境調査では、いたるところで鳥の鳴き声が聞こえてきました。「ききみずきん」は、そんな鳥の鳴き声を聞いた後にスイッチを押せば、声から鳥の識別ができるという画期的な機械です。鳴き声で鳥の名前がわかると、里山の楽しさが増えること確実です。

郡司 春彦 (千葉県 香取市)

子どもに自然や生き物に対する興味がないのではなく、きっかけがないだけ。

澤田さんの写真です。

ききみみずきんを使った観察会で、 鳴き声を探す子どもの真剣な横顔や、鳥の種類がバッチリわかったときの笑顔を見たとき、現代の子どもに自然や生き物に対する興味がないのではなく、きっかけがないだけであることを改めて認識しました。子どもはゲーム感覚の自然体験を、本物の興味に育てる可能性を持っています。時代に応じた手段の提供は、教育者や技術者だけではなく、社会全体の義務であると思います。ききみみずきんが、ただの便利な観察ツールとしてだけではなく、その名前の通り人といきものがつながるための手がかりとして、今後ますます活躍することを期待したいと思います。

澤田 裕樹  (東京都 府中市)

みなさんも、この画期的な試みに参加しませんか?

小林さんのイラストです。


私は環境の音や生活音をパソコンの「音の出る地図」にまとめて残すことを10年ほど前からやってきました。千葉県立中央博物館では「ききみみずきん」を活用しながら、鳥の鳴き声と場所を関係づけて同様に地図にまとめています。以前、中学校の校庭の音風景を3次元の「音空間地図」として表わしたことがありましたが、「耳をたよりにプロジェクト」でも見事な自然環境の「360度パノラマ音空間地図」として完成されています。みなさんもぜひこの画期的な試みに参加しませんか。

小林 田鶴子 (愛知県 名古屋市 詳細

地域に響く大切な音を未来に伝えましょう。

大庭さんの写真です。


谷津田や里山に響く鳥やカエルや虫の音には、自然の豊かさや生物多様性を聞き知るヒントが隠れています。でも、目を開けていると気づくことができません。そこで目を閉じて耳の体操!初めは聞こえなかった小さな音が大きく、遠くの音が近くに聞こえます。両耳を使えば音の方向もぴたりとわかります。声から種類を判別するには経験が必要です。「ききみみずきん」が楽しく導いてくれます。もっと耳をたよりにして、地域に響く大切な音を未来に伝えましょう。

大庭 照代  (千葉県 詳細)
シルエット付きボーダー