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二酸化
炭素
CO2 |
二酸化炭素 の大気中の濃度は,産業革命 以降年々増加しています。二酸化炭素は赤外線を吸収する能力が高く,濃度が高くなるとこれまで宇宙へ放出した赤外線の一部を逃さず,大気の温度が上昇することになります。これを温室効果と呼びます。地球温暖化の進行を止めるためには,二酸化炭素の排出量を削減することが必要です。 |
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硫黄
酸化物
SO2 |
硫黄酸化物 は,硫黄分を含む石油や石炭を燃焼させることによって発生し,四日市ぜんそく などの公害病や酸性雨の原因物質となります。低硫黄原油の輸入,重油の脱硫,排煙脱硫装置の設置などの積極的な対策により,改善されてきています。 |
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窒素
酸化物
NO2 |
窒素酸化物 は酸性雨 や光化学オキシダント の原因物質となるばかりでなく,高濃度では呼吸器に好ましくない影響を及ぼします。窒素酸化物ができるのは,(1)燃焼に伴い空気中の窒素が酸化される(2)化石燃料中に含まれる窒素化合物が酸化されてできる,という2通りがありますが,(1)が多く,防止対策も難しくなっています。東京周辺での発生源としては自動車が最も多く,ついで工場・事業所,生活,船舶・飛行機となっています。 |
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