コレクション名品展 ― バルビゾン派の画家たちを中心に ―

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コロー 《ナポリ近郊の思い出》 1860-65年頃

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東山魁夷 《春雪》 1973年

概要

 バルビゾン派の画家たちは、パリ近郊のフォンテンブローの森に近接するバルビゾン村に集い、自然の中で営まれる農民の日常生活を描きました。彼らが関心を向けたのは、刻一刻と変化する陽の光、移り変わる空の色、天候によって変化する風景の穏やかさや激しさであり、それまで描かれなかった自然そのものを主題としました。本展では、当館が所蔵するミレーコローなどバルビゾン派の作家たちの作品を一堂に展示するだけでなく、同じく自然をモチーフとした日本画、洋画(油彩画、水彩画)、版画、工芸(ガラス工芸)の日本近現代美術の名品を紹介します。作品のテーマや技法によって異なる、自然の多彩な表現をお楽しみください。

主な展示作品 (展示予定作品数 34点)

・コロー 《ナポリ近郊の思い出》 1860-1865年頃
・ルソー 《バルビゾンの農場》 1850-1855年頃
・東山魁夷 《春雪》 1973

日時

 2019(平成31)年1月29日ー4月14日
会場  第8展示室
入場料  <アート・コレクション共通>
 一般300円/高・大150円
 65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方及び介護者1名は無料
 *20名以上は団体料金(それぞれ2割引き)
 *アート・コレクション+(第7展示室)のみの入場は無料です
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