瑛九・靉嘔・池田満寿夫

概要 

 瑛九、靉嘔、池田満寿夫の3人は、戦後の前衛美術グループ「デモクラート美術家協会」において、同じ理念のもと制作を行った作家たちです。

 瑛九は、無尽蔵に湧き上がる具象・抽象のさまざまなイメージを作品の中で表現し、前衛美術の先駆者と呼ばれました。国際的に活動した靉嘔、小説や映画などマルチに活躍した池田満寿夫の両者とも、瑛九から多大なる影響を受けています。

 今回、彼らの版画作品を中心に展示を行います。日本前衛版画の一時代を築いた美術界の様相を、ぜひ会場でご覧ください。

主な展示作品

  • 瑛九 《オペラグラス》 1888年、千葉県立美術館蔵
  • 靉嘔 《BIRDS》 1975年、千葉県立美術館蔵
  • 池田満寿夫 《シンデレラの広告》 1966年、千葉県立美術館蔵
日時

 2020(令和2)年1月28日(火)〜2020(令和2)年4月12日(日)

会場  第3展示室
入場料  <アート・コレクション共通>
 一般300円/高・大150円
 65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方及び介護者1名は無料
 *20名以上は団体料金(それぞれ2割引き)

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瑛九《オペラグラス》1953年

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靉嘔《BIRDS》1975年
 
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池田満寿夫《シンデレラの広告》1966年 

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