働くとき、休むとき -美術の中のさまざまな日常-

概要

 人間は働かなければ生きていけません。働くことで食料を得て、食べ、暮らし、日々を重ねていきます。生きていくこととも直接結びついた「働く」姿は、多く画題として取り上げられてきました。自然の中に生かされ、自然と共に生き、日々の糧を得る人々の懸命な姿には、なんとも心惹かれるものがあります。

 しかし、働いてばかりもいられません。労働から解き放たれて「休む」ことも、人間本来の姿のひとつです。息を抜き、憩う、束の間のリラックスする姿もまた、新鮮な共感を呼ぶものでしょう。

 本展では、「働く」姿と「休む」姿に着目し、当館所蔵作品の中からさまざまな人々の日常の場面を表した作品約30点を紹介します。

主な展示作品

  • 富取風堂《雛妓納涼図》1926年
  • 浅井忠《フォンテンブローの夕景》1901年
  • 遠藤健郎《我は海の子》1997年

 

日時

令和3(2021)年4月1日(木)〜令和3(2021)年5月23日(日)
9:00〜16:30

会場

第8展示室
入場料

<コレクション展共通>
一般300円/高・大150円
65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方及び介護者1名は無料
*20名以上は団体料金(それぞれ2割引き)

 

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富取風堂《雛妓納涼図》1926年
 
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浅井忠《フォンテンブローの夕景》1901年
 

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遠藤健郎《我は海の子》1997年

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