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2000年度の日本の石油使用量は,2億8,871万キロリットルです。1日あたりに換算(かんさん)すると大型タンカー2隻(せき)分になります。国民1人が1日に約5リットル使っていることになります。
日本は,アメリカに次ぐ世界第2位の石油消費国で,全世界の約8%を消費しています。
石油の使われ方
(2000年度)
石油にかけられている税金を総称して石油諸税といいます。現在,石油には7種類もの税金がかけられています。
まず,原油,石油製品を輸入した段階で「関税」,「石油税」の2種類の税金が,製品の段階で,ガソリンには「ガソリン税(揮発油税+地方道路税)」,軽油には「軽油引取税」,ジェット燃料油には「航空機燃料税」,LPガスには「石油ガス税」といった5種類の個別間接税がかけられています。
石油諸税の
多段階課税と税率
(2002年7月現在)
石油化学製品はおもに樹脂(じゅし)系,繊維(せんい)系,ゴム系に分類されます。
樹脂系では熱や衝撃(しょうげき)に強い製品が登場(とうじょう)し,金属素材にかわって広く使われ始めています。
F3000レーシングカー
いろいろな石油化学製品(中間製品)