令和7年度トピックス展「式年神幸祭記念 香取神宮展」

令和7年度トピックス展
「式年神幸祭記念 香取神宮展」

会 期 令和8年3月14日(土)〜5月31日(日)
会 場 千葉県立中央博物館 第2企画展示室
休館日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、翌平日が休館)
入場料 一般500円(400円) 高校生・大学生 250円(200円)
※(  )内は20名以上の団体料金
※次の方は無料:中学生以下・65歳以上の方(年齢を示すものをご提示ください)・障害者手帳をお持ちの方(手帳もしくは手帳アプリをご提示ください)及び介護者1名


 香取神宮では、毎年4月15日に神幸祭が斎行されます。また12年に一度、午年には「式年神幸祭」が斎行されます。令和8年はその午年となることから、千葉県立中央博物館では、式年神幸祭を記念し、香取神宮展を開催します。
 本展示では、式年神幸祭とは何かという観点を基本にすえ、例年開催の神幸祭の歴史、香取神宮や神宮と関連する周辺地域などにも目を向け、改めて香取神宮についてご紹介します。

◯チラシはこちら

 

展示内容

第1章 香取神宮のはじまり
香取神宮の歴史のはじまりを紹介します。
神宮の創建や祭神、社格などを取り上げます。

 

第2章 式年神幸祭
(1) 神幸祭と式年神幸祭
江戸時代の地誌から神幸祭を取り上げ、記録に残る神幸祭のようすを読み解きます。さらに、「神幸祭絵巻」から祭礼の行列について解説します。

(2) 式年神幸祭の歴史
式年神幸祭の由来、そして、そのはじまりから中断、復興まで、歴史をひもときながら、古代・中世の神幸祭、そして近代の式年神幸祭の変化を取り上げます。

 

第3章 香取と鹿島 
(1) 香取の海をはさんで
香取神宮と鹿島神宮は、古代以来、「神宮」を冠する二社として扱われてきました。両社の12年に一度の大祭、香取神宮式年神幸祭と鹿島神宮式年大祭御船祭では、共に利根川で互いの御座船を迎えるなど、神事においても深いつながりを持っています。また、位置関係をみても、香取の海をはさんで立地しています。そこで、地域的な背景を含め、二社のつながりについて考えます。

(2) それぞれの神幸祭
二社が斎行する神幸祭、式年神幸祭・式年大祭御船祭を比べます。

 

第4章 香取神宮の神宝
令和7年度、新たに当館へ寄託された香取神宮の神宝を紹介します。

 

関連行事

現地見学会

「香取神宮式年神幸祭の跡をめぐる」
日時:4月25日(土) 13:00~15:30(受付:12:30~)※雨天中止
場所:香取神宮~津宮浜鳥居~香取神宮
定員:20名(事前申込制)
料金:50円(保険料)

 

ミュージアムトーク

研究員による展示解説を行います。
3月15日(日)、3月29日(日)、4月12日(日)、5月3日(祝・日)、5月5日(祝・火)
各回11:00〜11:30 14:30〜15:00
当日申込、定員なし
料金 無料(別途入場料が必要です)
会場 第2企画展示室