2月16日開催 シンポジウム「千葉県の微化石〜ミクロな世界から知る房総半島の地質〜」

シンポジウム「千葉県の微化石〜ミクロな世界から知る房総半島の地質〜」

<日時・場所>  
 日 付:2025年2月16日(日)
 時 間:12:30〜16:00(途中休憩あり)
 場 所:千葉県立中央博物館 講堂
 形 式:現地参加、定員150名(当日申込)
 参加費:無料

<趣旨>

千葉県内には,チバニアン期のGSSPをはじめとした地質の名所や化石の産地が知られ,多くの研究が行われている.これらの研究では,微化石と呼ばれる顕微鏡で認識できるサイズの小さな化石が地層の年代や環境を推定するために活用されている.しかしながら,微化石の一般的な知名度はさほど高くない.そこで,「千葉県の微化石」を主題としたシンポジウムを開催し,改めて県内の地質や古生物の価値を知ってもらう契機とする.

房総半島のチバニアン期の地層から産出した微化石(放散虫化石)の光学顕微鏡写真(Motoyama et al. (2017)より一部抜粋)

房総半島の中新世の地層から産出した微化石(放散虫化石)の電子顕微鏡写真(Kikukawa et al. (2024)より一部抜粋)

 

<プログラム>(敬称略)

 【趣旨説明・代表者挨拶】: 5分
 ・伊藤 剛(産業技術総合研究所)

 【講演】: 25分 
    ・亀尾 浩司(千葉大学)
  「房総半島の新生界石灰質ナノ化石層序

 【講演】: 25分 
    ・板木 拓也(産業技術総合研究所)
  「チバニアンの放散虫:黒潮と親潮の狭間で・・・

 【講演】: 25分 
    ・菊川 照英(千葉県立中央博物館)
  「房総半島の生痕内部に見られる保存良好な放散虫化石

 【休憩】: 30分 

 【講演】: 25分 
    ・泉 賢太郎(千葉大学)
  「有機物を介した海のプランクトンと底生生物のつながり

 【講演】: 25分 
    ・伊左治 鎭司(千葉県立中央博物館)
  「千葉県から産出する恐竜時代の微小貝化石」

 【閉会の挨拶】:10分

主催:千葉大学千葉大学理学部地球科学科層序学教育研究分野
共催:大阪微化石研究会、千葉県立中央博物館
問合せ :043-265-3111(千葉県立中央博物館・代表)
    info_cbm◇chiba-muse.or.jp(◇を@にかえてください)
    菊川 照英まで