地域連携課　斎木健一

プロフィール 

研究テーマ

• 学校標本の保存と活用
• 千葉県の植物相
• 植物同定法
• 房総の維管束植物誌（地域研究課題）
• 生態園の生態系変遷に関する研究（地域研究課題）
• 学校に保管されている自然誌標本の実態把握と活用方法開発に関する研究（普遍研究課題）
• 下総台地西部の自然（重点研究）

研究内容 

・少子化により学校の統合が進み、教室が減るためにたくさんの標本が失われつつあります。そこで県内各地の高等学校を回り生物準備室などに残されている古い標本の調査を行っています。
・地元のボランティアの方々とともに、印西市の植物相の調査を行っています。

研究成果

・学校になぜたくさんの博物標本が残さているのか、教育史の観点から明らかにし、日本博物館協会や日本生物教育学会の学術雑誌で発表しました。
・生物の名前をしらべる「検索」が、なかなか上手にできない理由を統計学的に明らかにし、日本生物教育学会で発表しました。

メッセージ

断捨離が流行するの世の中、使われなくなった標本たちはどんどん廃棄されています。博物館でも調査をはじめましたが、とても追いつきません。みなさん「生物部が調査をしていた」「理科室に剥製がたくさんあった」といった情報や「昔の生物部誌もっている」といったことがありましたら、ぜひ博物館まで情報をください。