プロフィール
氏名 | 平田 和彦(ひらた かずひこ Kazuhiko HIRATA) |
所属等 | 分館 海の博物館 研究員 |
専門分野 | 海洋生態学・鳥類学 |
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研究テーマ
- 海鳥の採餌戦略
- 沿岸域の人間活動が海洋生態系に及ぼす影響
- ジオパークにおける生態系の保全と活用
研究内容
1. 漁業をはじめとする沿岸域の人間活動が生態系に及ぼす影響(特に夜間照明が海の食物連鎖に与える影響や、漁港や漁船から出る投棄魚を利用する海鳥の生態)に興味を持っています。
2. 地域ごとに特徴的な生態系を教育・産業・観光振興に役立てる方法を模索し、情報発信しています。
研究成果
1. 夜間照明が動物プランクトンを誘引し、それを食べにカモメ類も集まることを、雪の日も嵐の日もクリスマスも正月も真夜中の漁港でプランクトンをすくい、カモメを数えて明らかにしました。
2. 銚子ジオパークと連携し、水産業や地学などの要素を織り交ぜた講座やカモメ観察会、展覧会を開いています。
3. 令和3年度夏の展示「うみ鳥っぷ [umi-Trip] ―海鳥とめぐる島の旅・半島の旅―」を企画・開催しました。
メッセージ
博物館を100倍楽しむ方法を伝授します。ズバリ、たくさん行事に参加して、学芸員と仲良くなることです!
私は中高時代、博物館に通ったのがきっかけで、鳥に興味を持ちました。そして、学芸員になりたいと思いました。博物館には、人生を豊かにする「興味」や「夢」が詰まっています!