プロフィール
氏名 | 黒田 篤史(くろだ あつし) |
所属等 | 地域連携課 主任上席研究員 |
専門分野 | 日本考古学 |
研究テーマ
- 房総の古墳時代に関する研究(地域研究課題)
- 日本列島における人類の到来と初期国家の形成に関する研究(普遍研究課題)
- 東京湾の変遷を探る(重点研究課題)
研究内容
千葉県での研究活動はこれからですが、これまでは、日本列島の後期旧石器時代を遡る時代の遺跡の調査研究や、東北地方の古墳時代の始まりを土器から探る研究をしてきました。この他、地方の考古学史に関する研究なども行っていました。これからは、房総の古墳文化の形成と他地域への波及について研究していきたいと考えています。
研究成果
「本州島北部、岩手県金取遺跡の発掘調査(英文、共著)」(BSEEA 2016)、「『遠野物語』に見る柳田國男の考古学的関心」(国立歴史民俗博物館研究報告202集 2017)、「東北南部」(『考古学リーダー4 東日本における古墳の出現』 2005)
メッセージ
なんと、千葉県は全国で一番、前方後円墳(カギ穴の形をした古墳)の数が多い県なんです!知ってましたか?意外ですよね。そして、東日本で最も古いと言われている古墳もあり、最後の最後まで大きな古墳を造り続けた地域でもあります。こうした古墳時代のことや、それ以外の時代のことなど、考古学のおもしろさをお伝えできればと思っています。