プロフィール
氏名 | 幅 大(はば まさる Masaru HABA) |
所属等 | 教育普及課 主任上席研究員 |
専門分野 | 日本近現代美術史・博物館学 |
研究テーマ
- 千葉県美術史の再構築
- 地域博物館論
- 千葉県地域美術史に関する調査研究(地域研究課題)
- 千葉県近代博物館史に関する調査研究(普遍研究課題)
研究内容
既存の美術史から看過されがちな地域の美術の歴史を調査研究し、歴史的に重要な作品や資料を収集保存するとともに展示公開することは、その地域の伝統の継承と新しい文化の創造につながる、基礎的かつ重要な活動です。従来語られてきた美術史の文脈に地域の美術をどう組み込むかではなく、点のような「地域美術」の視点から、面として新しい美術史を構築することを模索しています。
研究成果
・主な著作等『現代に生きる博物館』(有斐閣、2012年)(分担執筆)、『週刊朝日百科・人間国宝-秋山逸生』(朝日新聞社、2007年)、「資料紹介-香取秀真調査ノート」(佐倉市立美術館、2003年)ほか
・主な担当展覧会「房総の美術-昨日から明日へ-」(1994年)、「没後90年記念浅井忠展」(1998年)、「木村和一-染めの世界」(1998年)、「造形・デザイン教育の展開-千葉大学ひとづくり・ものづくり130年」(2003年)ほか
メッセージ
中央博物館は「千葉の実物百科事典」です。製本された百科事典を使うように、分からないことを調べるも良し、好きなものを探すも良し、パラパラと見て楽しむも良し、使い方は皆さんの自由です。だまされたと思って、一度使ってみてください。座右の書の一冊に加わるかも・・・・。ご利用をお待ちしています。