プロフィール
氏名 | 下稲葉 さやか(しもいなば さやか Sayaka SHIMOINABA) |
所属等 | 地域連携課 研究員 [自然保護課併任] |
専門分野 | 哺乳類学 |
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研究テーマ
- 哺乳類の系統分類学
- 日本における哺乳類標本の歴史に関する研究
- 房総の哺乳類誌(地域研究課題)
- 明治期から戦前にかけて収集された哺乳類標本の保管状況に関する研究(普遍研究課題)
研究内容
(1)千葉県内に生息する哺乳類に関して、標本の収集と文献調査を行い、分布や生息状況を明らかにします。
(2)日本では、明治期に近代的動物学が欧米より取り入れられて以降、多くの標本が制作・蓄積されてきました。戦前に収集された哺乳類標本を中心に保管状況を調査し、それらの標本の収集・移管・損失の経緯を明らかにしています。
研究成果
(1)目撃、ロードキル等の情報や文献資料、標本の蓄積により、千葉県における哺乳類の分布などの基礎情報を蓄積しています。
(2)国内外の博物館で戦前までに収集された哺乳類標本を調査をし、関わった人物や標本の保管場所の変遷などを明らかにしています。
メッセージ
哺乳類は身近な存在ですが、わからないことも多いです。哺乳類の分布や進化にも、哺乳類がどのように調べられてきたのかにも、興味があります。