プロフィール
氏名 | 奥田 昌明(おくだ まさあき Masaaki OKUDA) |
所属等 | 地域連携課 主任上席研究員 |
専門分野 | 第四紀地質学(花粉)・古環境学 |
研究テーマ
- 房総周辺の花粉・環境誌(地域研究課題)
- 日本列島及び関連する海外地域の花粉・環境誌(普遍研究課題)
- 下総台地西部の自然(重点研究)
研究内容
地中に埋もれた化石花粉の研究をしています。チバニアン申請グループのメンバーとして、市原市田淵の千葉セクションの花粉データ解析などを行っています。
研究成果
「更新世中期のGSSP:チバニアンの認定に係る最終報告(英文、共著)」(Eposodes 2021年)、「花粉による古気候復元の現状と課題」(第四紀研究 2010年)、「銚子コアの花粉層序-77万年前以降の古気候変遷(英文)」(Island Arc 2006年)など。
メッセージ
地層の泥から花粉の化石を洗い出し、顕微鏡で調べる仕事をしています。若い頃はギリシャなど外国で調査していましたが、最近ではチバニアンの実現に向けた申請作業に取り組んできました。チバニアンは認定されて終わりではありません。あっと驚くような研究成果を期待してください。
(写真中央:ギリシャの炭鉱で磁場逆転の痕跡を探す)