プロフィール
氏名 | 中松 れい(なかまつ れい) |
所属等 | 展示課 主任上席研究員 |
専門分野 | 美術史学 |
研究テーマ
- 旧制千葉中学校を起点とするアーティストコロニーに関する研究(地域研究課題)
- 千葉県立美術館の収蔵資料に関する研究(地域研究課題)
- 近代日本の洋画家、浅井忠のパリ滞在時の活動に関する研究(普遍的課題)
- 国会議事堂のブロンズ製正面扉群に関する研究(普遍的課題)
研究内容
千葉県ゆかりの近代洋画の先駆者、浅井忠について、浅井のフランス留学時代に焦点をあて研究しています。令和6年度には、千葉県立美術館開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く」を開催、図録は書店やネットショップで販売中です。
研究成果
著書『浅井忠、あちこちに行くーむすばれる人、つながる時代』(堀之内出版, 2024)、論文「浅井忠と『The Studio』」(『千葉とアーツ・アンド・クラフツ』,2024年)、「音楽的表象 佐治賢使の芸術」(『漆黒のモダン 漆芸家 佐治賢使展』,2021年「森村酉三の生きた時代-津田信夫と帝展工芸」(『没後70年 森村酉三とその時代』,2019年)、「浅井忠フランス滞在記録と現地調査 パリ、グレーを中心として」(『ポーラ美術振興財団研究助成報告,2013)
メッセージ
アート、千葉県、近代をキーワードに、多様な切り口で展覧会を開催してきました。日本の漫画やアニメなどの優れた文化を、アートの文脈でもっと世界に発信していければと考えています。