プロフィール
氏名 | 山本 伸子(やまもと のぶこ Nobuko YAMAMOTO) |
企画調整課 上席研究員 | |
専門分野 | 植物分類学(種子植物) |
研究テーマ
- 千葉県産高等植物の細胞分類学的研究
- 日本で多様化した植物の細胞地理学的研究
- ヒマラヤ産高等植物の細胞分類学的研究
研究内容
染色体は遺伝子の本体であるDNAを担っており,数や形を比較することにより,進化の道筋を明らかにすることができます.ヒマラヤや日本で多様化した高等植物の染色体を観察し,属内種間あるいは種内集団間で数や形に変異があるかを調べ,同時に形態的な違いも調べることにより,分類学的な再検討をおこなっています.
研究成果
韓国産のミョウガについて染色体数を報告しました。ミョウガは身近な植物ですが、これまで韓国産のミョウガについては調べられていませんでした。また、千葉県内の地域の植物相についてや、特筆すべき植物についての報告を行っています。
展示では令和5年3月11日から5月28日まで開催の春の展示「ちばの植物 探・検・隊!」を担当しました。
メッセージ
身近な植物にも,不思議がいっぱい詰まっています.手にとってよくよく観察すると,きっと新しい発見があると思います.
みなさんの周りにはどんな植物が生えているでしょうか,さっそく外に出て確認してみましょう.